ライフ明治神宮 アクセス抜群のパワースポットを徹底取材!
『あそびのノート』より
東京・原宿駅から徒歩1分の場所に鎮座する「明治神宮」。東京のど真ん中に突如現れる鎮守の杜は、騒然とした都会のオアシスとして日々人びとの心を癒す、憩いの場になっています。初詣の参拝者数、毎年日本一を誇る日本を代表する神社は、2012年にミシュランガイドで有名なミシュランが選ぶ「日本の3つ星観光地20選」にも選出されました。都内でも有数のパワースポットとしても名高く魅力や外せない見どころがもりだくさん!訪れる前にチェックしておきたいポイントを一挙にご紹介します。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一部立ち入り禁止区域が設けられているほか、様々な対策のため制限も設けられています。詳細はHPを確認のこと。
都会に突如現れる鎮守の杜「明治神宮」とは
東京の真ん中・原宿にある神社は、アクセスも良く気軽に参拝できる神社として日々多くの人が足を運ぶ人気癒しスポットになっています。初詣での参拝者数は例年全国一位を誇り、近年では国内外問わずたくさんの観光客が訪れています。
2012年には、フランスのミシュラン社によって「日本の3つ星観光地20選」にも選ばれ、日本を代表する観光地としても地位を確立しています。原宿や代々木周辺には観光名所が点在しているので、東京旅行にもってこいの神社です!
創建の「歴史」
明治45年(1917年)7月30日に明治天皇が、大正3年(1914年)4月11日にお妃の昭 憲皇太后(しょうけんこうたいごう)が亡くなられた後に、御心霊のお祀りを熱望する国民の声が湧き起こり、大正9年(1920年)に創建されました。鎮座地を選ぶ際には、いくつもの候補地が挙がりましたが、陛下のご庭園として深いゆかりのあった代々木の地に決まりました。ご料地になる前は、近江彦根藩・井伊家の屋敷がありました。明治維新後に井伊家から政府に献上される歴史を経て、今に至ります。
壮大なまちづくりプロジェクトの末に完成した人工の杜
代々木の地は、東京のはずれた田舎で何もない荒野でした。そんな地に境内を築くべく、当時の林学者達が緻密な計算をし、全国から奉献された12万本の樹木が「永遠の杜」づくりを目標に計画的に植えられました。百年、二百年先までにいかに自然により近い 森になれるかを想定しながら。
ちなみに、当時計算された計画書とほとんど誤差なく現在の森は維持されているそうです。すべて人工で作られたなんて信じられないほどの壮大さに思わず感動してしまいます!若者で賑わう大都会・原宿の町にあるとは思えない大自然が広がります。
当時、建てるにあたって全国から延べ11万人以上もの青年たちによる勤労奉仕が行われました。募集数をはるかに上回る希望者が集まった青年団の活躍は、創建時の美談として今もなお語り継がれています。こうして皆の想いがつまった神宮は、大正4年(1915年)10月の地鎮祭からおよそ五年の歳月を経て、大正9年(1920年)11月1日に鎮座祭が行われました。
明治神宮のご利益
生前仲睦まじかった明治天皇とそのお妃・昭憲皇太后ご夫妻が祀られていることから、恋愛成就や良縁運のご利益があると言われています。その他にも、商売繁盛や合格祈願などの幅広いご利益がある神社としても知られています。