こんな人にこそ保険に入って欲しい

私は日頃から誰にでも、できるだけ保険に入らないほうがいいとは言っています。

しかし、なかには絶対に保険に入ったほうがいい、と思う人もいます。でも、そういう人に限って入っていないのです。逆に、入らなくてもいいのでは、と思う人が多額の保険料を払っているケースも多いですが……。

保険に入ったほうがいいという人は、「子どもがいて、給料は全部生活費に消えちゃうの。保険なんか入れないわよ!」そんなことを言いながら宝くじを買っているような人です。

生命保険文化センターの調査で、「生命保険の非加入の理由」があります。保険非加入の理由で42.3%のダントツでトップなのが「経済的余裕がない」と言うことです。

これって、ヤバくないですか? 貯金が全然ないということは、いざトラブルに遭ったときに対処のしようがありません。

つまり、大きな病気とかケガなどで、仕事が一時できなくなった、または死亡で収入が途絶えたと言う場合、貧困に陥る可能性があると言うことです。本来はそれに備えるのが保険です。

ある程度の貯えがある場合、たとえば余裕資金が100万円ぐらいあれば、病気、ケガなどで一時的に仕事ができなくなったとしても、貧困に陥る可能性は小さいでしょう。ですから、お金の余裕がない人こそ、保険に入ってほしいと思います。

ジャンボ宝くじで、夢を買うのもいいのですが、1等当選確率は1000万分の1です。一方、30代前半で死亡する確率は8万分の1です。病気・ケガで入院する確率は、ジャンボ宝くじよりもっと高いのです。

大切なのはリスクに堪えられる家計にすること

ジャンボ宝くじを年2回30枚買ったら1万8000円です。宝くじを買ったつもりで、年額2万円ほどで入れる保険もあります。

たとえば、都道府県民共済は月額2000円で、年間2万4000円ですが、割戻金が約32%あるので、実質年間1万7000円ぐらいで入ることができます。それで死亡保障、入院保障などもついています。

大切なのは、そうした保険に入っている間に貯蓄をして、ちょっとしたリスクに耐えられる家計にすることです。余計なお節介かも知れませんが、あなた自身でなくても身近にお心当たりのある方がいたら、ぜひ教えてあげてください。

文・長尾 義弘(NEO企画代表、ファイナンシャル・プランナー、AFP)/ZUU online

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