目的はさまざまで良い

その中には、必ずしも報酬を得ることだけを目的としていないケースもあり、「自分がやりたいことを楽しんでやる」「人脈つながりで、とりあえず手伝う」といったものもあります。

自分の得意分野を伸ばしたり、本格的な起業の下準備的な意味合いなどのケースもあります。ここでお伝えしたいことは、パラレルキャリアというキーワードが大事だという意味ではありません。呼び名は自由で良いのです。要は、組織に依存するのではなく、セルフブランディングを志す過程において、自分の可能性を広げるための足がかりとして、多くのことにチャレンジすることが今後は大切になるということ。

もちろん、気をつけなければならないこともあります。

何でもかんでも興味本位で首を突っ込むといったことを目指そうと言っているわけではなく、日々の仕事をきちんとこなすことが大前提です。パラレルにいろんなことにチャレンジするのはいいですが、どれも中途半端になってしまったり、容量オーバーになってしまうというというようなリスクも秘めていますので、時間や体調の管理も重要となります。ひたすらパラレルワールドに入り込んでしまうだけでは意味がありません。

一つのことを深掘りして、その道のプロになることを目指しつつも、さらなる可能性にチャレンジするとこと。これにトライすることで、どうでもいいことに時間を費やすことが減るといった効果があります。

筆者も、サラリーマンとして仕事をしている傍ら、休日はブロガーやライターとしての活動を行なっています。そうすると時間を管理する能力が必要になるので、どうでもいい付き合いレベルの飲み会には一切行かない、テレビも見ない、間食しないなど、自分にとって必要のないものはすべて断捨離することになりました。これにより、自分がやりたいこと、やるべきことが、かなり明確になりました。

人生は短いです。 80年生きるとしても、日数にしたらたった2万9,000日ほどしかありません。 であれば、本当にやりたいことができる人生にした方がよいと思いませんか?

何のために生きているのか、誰のために生きているのかを考えた時、おのずと答えは出てくるはず。お金のために、時間を切り売りするだけの人生って、つまらないと思いませんか?

提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方

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