亜麻仁の期待される効果・効能

<アレルギー症状の緩和>

亜麻仁に豊富に含まれるα-リノレン酸などのオメガ3系脂肪酸は、炎症リスクを抑える作用があるとされ、花粉症などのアレルギー症状を緩和すると言われています。

<脳の活性化>

亜麻仁に含まれるα-リノレン酸は、体内に入るとDHAとEPAに変換されます。DHAは脳を活性化して集中力や処理能力、判断力を高める作用があると考えられています。

<便秘の改善>
亜麻仁は、不溶性と水溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。食物繊維は便秘の改善に効果があります。また、腸の健康を作っている善玉菌を増やす作用があり、腸内環境を整えてくれます。

摂取する上での注意・特徴と使い方

<亜麻仁油>

亜麻仁油は、繊細な油なので取扱に注意が必要です。以下の特徴を知って、効果的に取り入れてあげてください。

① 熱に弱い
熱が加わると性質が変化しやすいので、加熱調理には向きません。そのまま使うことがオススメです。

② 酸化しやすい
特に、光に当たると酸化が進みやすいので、光の当たらない冷暗所で保管しましょう。購入する際は、遮光瓶に入っているものや、箱に入っているものを選ぶことをお勧めします。開封後は、冷蔵庫で保管しましょう。

③ 劣化しやすい
劣化しやすいため、開封したら早めに使い切りましょう。できれば2~3週間で使い切れるような量を選ぶと良いです。酸化や劣化した油は、どんなに良い油でも体の酸化を進める有害物質が生じるので、摂取する上では十分に注意しましょう。

使い方: ドレッシング、スムージー・納豆に混ぜる、お豆腐・冷製パスタにかけるなど

熱に弱いので、熱い食品と一緒に使わないようにした方が良いでしょう。

亜麻仁油の一回に摂取量は、小さじ1杯程度がだいたいの目安になります。摂りすぎは、エネルギー過多になるので、気をつけましょう。

<フラックスシード>

① 殻が固い
フラックスシードは、頑丈な殻に覆われているので、よく噛み砕かないと、体内では消化・吸収しづらいです。

また、固い殻のおかげで油分をしっかり守ってくれ、亜麻仁油と違い、鮮度よく酸化防止してくれると言われています。保管の扱いに注意が必要な亜麻仁油より扱いやすいかもしれません。

② 水につけるとジェル化する
フラックスシードは、水につけるとジェル化する特性があります。そのため、ジェル化させて、卵や片栗粉の代わりに使われたりもします。

使い方:ご飯と一緒に炊く、パンやマフィン・パウンドケーキ・クラッカーなどの焼き菓子に混ぜる

<フラックスシードパウダー>
挽くことによって、固い殻が粉状になるので、よく噛むのが面倒な方には良いでしょう。

フラックスシードパウダーでも購入できますが、コーヒーミルやスパイスミルを使って、フラックスシードを挽くことも可能です。毎回使う量を挽く方が、鮮度もよく、酸化の心配もありません。

使い方: スムージー・ヨーグルト・和え物・ドレッシング・納豆に混ぜる

ゴマの代わりに使っても美味しいです。

いかがでしたでしょうか?

現代人に不足しがちな良い脂質や食物繊維を摂れる亜麻仁。

日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ご自身が、少しでもヘルシーとなるきっかけとなりますように。

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