繊細な風味を楽しむお茶とのペアリング

お茶専門店「ルピシア」は公式サイトの中でチョコレートとお茶のペアリングを解説していて、「お茶はコーヒーやアルコールほど風味のパンチが強くないので、繊細なカカオの風味を消すことなく、単体で食べる以上にチョコレートの魅力を引き出してくれます」と説明しています。確かに納得できますね。

「ルピシア」によると、どんなチョコレートにも合う万能のお茶には、まず「アールグレイ」が挙げられるのだそう。スタンダードなお茶ですが、ベルガモットの爽やかな香りによって、どんなチョコレートもすっきり楽しめます。また、フルーティーな味わいとほどよいコクが印象的な「イングリッシュブレンド」は、チョコレートを風味豊かに引き立ててくれます。

ほかにも、ビターチョコレートには「大人っぽい風味のお茶」、ミルクチョコレートには苦味や渋味を感じさせる「緑茶」、ホワイトチョコレートにはノンカフェインの「ルイボス」といった組み合わせを提案しています。

さらに、口の中で複数の味を混ぜ合わせる“口中調味”を意識すれば、ペアリングの世界はさらに広がることでしょう。たとえば、ホワイトチョコレートが口の中にまだ溶けているときにエスプレッソをそっと口に含めば、また新たなスイーツを食べているような気持ちになれるはず。

チョコレートと一緒に茶葉を渡せるとかっこいい

チョコレートをプレゼントするとき、「一緒に飲むとおいしいですよ」と茶葉を合わせて渡すなんてことができたら、気の利いた人だと思われそう。ペアリングの世界は奥深く、絶対これ!という正解はありません。自分がおいしいと思った組み合わせが、自分にとってのベスト。今日からペアリングのディープな世界に足を踏み入れてみましょう!

提供・UpU

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