「少額訴訟」でトラブルが解決することも

しかし、入居者の過失や経年変化の判断は難しく、家主側と意見が食い違うことも。交渉しても十分な敷金が戻ってこない場合は、簡易裁判所に「少額訴訟」を申し立てる方法があります。手続きは申請書類に記入して提出するだけ。審理は1時間ほどで終わり、即日判決が出ます。事前に、家主からの請求書などの証拠書類をそろえておくと、よりスムーズです。

敷金トラブルは、入居時の室内チェックで防ごう!

退去時の敷金トラブルを防ぐためにも、入居時には契約内容をよく確認し、担当者と一緒に室内を点検しておくようにしましょう。建具の不具合やキズ、汚れなど、気になる部分は念のためスマホなどで撮影し、証拠として残しておくのもおすすめです。

文・三井香織

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