美味しくなくていいお店
イギリスのご飯はまずい事は有名ですが、地元住民もそれは十分承知の上。ロンドンのパブで出会った常連さんのおじさんは、自慢気に自分の食べている料理をさし、「この店の、このメニューはまずいんだよ」と教えてくれました。
「まずい」と分かっているのにお店に通い、まずいと分かっているメニューをまた頼む。普通に考えると不思議でたまりません。だけど、そこはおじさんにとっては「美味しくなくていいお店」なんです。食べ物に対してもこんな価値観があるという事を初めて知りました。
当たり前だけど、みんなイライラする時はイライラする
海外では電車が遅れることは当たり前。それはよく聞く話ですよね。もちろんロンドンも例外ではなく、電車はよく止まるのが普通です。電車が止まることや、遅れることは日常的に"当たりまえ"の事なのです。
しかし、多くの人が電車が止まると、イライラして駅員さんに暴言をはいたりします。日本でももちろんイライラしたり、焦っている人をよく見かけますが、それはどこでも同じみたい。むしろ感情をストレートにぶつけるので、日本よりもっとすごいかも。
当たり前とわかっていても、イライラするのは変わらないものなのです。
イライラは同じなのに楽しみや表現の幅は違うなんて、ちょっと面白いと思いませんか? もっと日本人も"楽しむ"ということに貪欲になってもいいはず。感情を表に出さないことが、クールで格好いいのではなく、素直に楽しむことができることこそが、魅力的なのだと思いました。
視野が広がり、新しい価値観が身についた。留学に行ってよかったなぁ、と心から思います。経験や知識の幅は、自分でしか広げることができないので、是非皆さんも自分にしか経験できないようなとっておきの冒険をしてみてはいかがでしょうか。
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