1日目は猪苗代湖に野口英世記念館、世界のガラス館、2日目は安達太良山に磐梯吾妻スカイライン、3日目は飯坂温泉の観光スポット等を巡る2泊3日の旅行プランをご紹介!人気の観光スポットをもれなく訪れる、おすすめモデルコースです。
1日目ランチ:喜多方ラーメン食べ放題の「河京ラーメン館」へ
1日目の午前中に福島県まで移動してきたら、まずはランチタイム。猪苗代湖の畔にある「河京ラーメン館 猪苗代店」で昼食にしましょう。2階のビュッフェでは、なんと自家製のちぢれ麺と本格的な手作りスープによるラーメンが食べ放題!約30種のサイドメニューも食べ放題となっています。
喜多方ラーメンは7種類あり、喜多方醤油ラーメン、会津味噌ラーメンの他、季節によって色々なラーメンをハーフサイズで楽しむことができます。全てのラーメンはカウンターで注文を受けてから作られる、本格喜多方ラーメンです。料金は大人1人平日は1,480円、土日祝日は1,680円(税抜)。ただし、冬季の年末年始以外の平日は、ビュッフェ営業をしていません。ご注意ください。
1日目午後:美しい鏡のような「猪苗代湖」&湖畔にある「野口英世記念館」「世界のガラス館」へ
喜多方ラーメンでお腹を満たしたら、早速観光をスタートしましょう。まずは美しい鏡のような「猪苗代湖」を眺めてから、湖畔にある人気観光スポット「野口英世記念館」と「世界のガラス館 猪苗代店」を訪れてみましょう。
冬には白鳥が飛来する「猪苗代湖」
福島県のほぼ中央に位置する、日本で4番目の大きさを誇る湖。面積は103.3平方km、深さは93.5mあります。別名を「天鏡湖」ともよばれる、美しい鏡のような湖面が特徴です。冬には芸術的なしぶき氷の絶景と、遠くシベリアから飛来した、たくさんの白鳥に出会えることでも知られています。
博士の生涯を知れる「野口英世記念館」
猪苗代湖畔からほど近い場所に、世界的医学者・野口英世の記念館があります。併設されている生家は、江戸時代後期に建てられたもので、1歳半の時に落ちてやけどを負った囲炉裏や、上京の際に床柱に刻んだ決意文も、当時のままに保存されています。
記念館には、博士の生涯を知ることができる、様々な資料や写真などが展示されています。細菌バクテリウムのコーナーや、博士のそっくりさんロボット、劇画タッチのコーナーなどもあり、遊びながら学べる仕組みになっています。
おかし館・地ビール館も併設された「世界のガラス館 猪苗代店」
野口英世記念館の目の前にある世界のガラス館。世界各国の直輸入品からオリジナル商品など、25,000点にのぼるガラス製品が展示されており、高価な物から、気軽に買えるお土産品まで、様々な商品が揃っています。
館内では、とんぼ玉の制作をはじめ、吹きガラス作り、オリジナルの模様を彫刻するエッチンググラス製作などの体験ができます。
また、敷地内には、地元の銘菓やスイーツを集めた猪苗代おかし館と地ビールが楽しめる猪苗代地ビール館なども併設されており、寒い日や雨の日は、この一帯で過ごすことも可能です。
1日目夜:美人の名湯「磐梯熱海温泉」に宿泊
猪苗代湖エリアでの観光をたっぷり楽しんだ後は、1日目の宿泊地「磐梯熱海(ばんだいあたみ)温泉」へと向かいましょう。
福島県郡山市にある「磐梯熱海温泉」は、古くから「美人の名湯」として多くの人から慕われている温泉です。月岡温泉、いわき湯本温泉とともに「磐越三美人湯」に数えられているほか、日本の名湯百選にも選ばれています。
温泉街は磐梯熱海駅のすぐそばと五百川に沿って広がっており、無料で利用できる足湯や誰でも利用できる共同浴場もあります。周辺にはたくさんのスポーツ施設が点在していることから「スポーツ温泉」としても親しまれています。
2日目午前:日本百名山の一つ「安達太良山」でハイキング
日本百名山にも数えられている、標高1,700mの安達太良山。標高950m弱の山麓駅から標高1,350mの山頂駅まで「あだたら山ロープウェイ」が結んでおり、約10分の空中散歩で山頂駅にたどり着くことができます。
山頂駅から徒歩5分ほどの場所には「薬師岳パノラマパーク」が整備されており、壮大な景色を眺めながら1周約300mの散策を楽しめます。また安達太良山は東北地方随一の紅葉名所としても有名で、例年10月上旬〜10月中旬には薬師岳パノラマパークから山麓一面を覆うような赤、黄、緑の鮮やかな紅葉の世界を楽しめます。
2日目ランチ:「御食事処 成駒」のソースカツ丼がおすすめ
安達太良山ハイキングでお腹が空いたらランチタイム。安達太良山の麓に位置する温泉地「岳温泉」にある、常に混雑している人気の食堂「御食事処 成駒」がおすすめです。
成駒の人気メニューといえば「ソースカツ丼」。あっさりしたソースをたっぷり絡ませた分厚いカツは丼からはみ出すほどのボリュームで、食べ応えも十分です。
2日目午後:「磐梯吾妻スカイライン」を爽快ドライブ
ランチの後は、吾妻連峰を縦走する形で高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長29kmの「磐梯吾妻スカイライン」をドライブしましょう。平均標高1,350mを誇る日本初の山岳道路であり、春の「雪の回廊」から秋の紅葉まで、季節ごとに変化する景色も見どころのひとつです。
標高1,600m付近に位置する浄土平は、磐梯吾妻スカイラインきってのビュースポット。今も噴煙を上げる一切経山(いっさいきょうざん)や吾妻小富士を望むことができます。
浄土平の駐車場のすぐそばには吾妻小富士の登山道があり、トータル1時間あれば周囲1.5kmのお鉢巡りができるのでぜひ歩いてみて。