【3】座喜味城跡(ざきみじょうあと)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)
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座喜味城は15世紀に琉球王国の英雄・護佐丸により、当時の琉球国王に対抗する勢力を監視する目的で建てられました。英雄であった護佐丸ですが、築城の名手ともいわれるゆえんとなったのが、こちらの城。

美しいアーチ形の石門や、大きくうねった城壁が美しい城で、沖縄のグスクの中でも城壁である石垣に直接登ることができるのはここだけです。城壁の上から見ると、攻めてきた敵に対抗できるよう考えて造られた、その「うねり」がよく分かります。石積みの精巧さや美しさは、沖縄の城の中でも随一と言われています。

【4】勝連城跡(かつれんじょうあと)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

沖縄本島中部の東にある勝連半島に、勝連城跡があります。阿麻和利(アマワリ)という人物の居城で、大きく湾曲した長い階段が印象的なグスクです。世界遺産に登録されたグスクの中では最も築城年代が古く、12世紀頃と言われています。階段を登りきった一の曲輪(くるわ)からは中城湾を一望でき、景色目当てで登るのもお勧めです。

【5】今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

総延長1.5kmの石垣をもつ広大な城跡。今帰仁城は別名を北山城と言い、琉球王国が成立する前に存在した北山(ほくざん)の居城でした。北山が滅びた後も城として生き続けましたが、1609年に炎上・焼失し、その後は御嶽(うたき・聖域のこと)として愛され続けています。外郭を含め7つの郭からなり、首里城に匹敵するほどの大きさを誇ります。

【6】斎場御嶽(せーふぁーうたき)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

琉球の創世神話に登場する沖縄の七御嶽のなかでも、最も格の高い聖地とされているのが斎場御嶽(せーふぁうたき)です。古くから沖合の久高島(くだかじま)を崇める地として敬われ、琉球王国最高の女官である聞得大君(きこえおおきみ)の即位もこの地で行われていました。もともとは男子禁制の場で、琉球国王でさえ、聖域内に入る際には女性用の衣装に着替えたと伝えられています。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

もちろん現在も聖地として扱われており、観光地でありながら静寂さを保ち、神聖な雰囲気を感じます。なかでも三角の空間「三庫理(サングーイ)」は最も神聖な場所でありパワースポットとして知られています。

【7】園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

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(画像=tripnote.jp 園比屋武御嶽石門、トリップノートより引用)

首里城跡の守礼門の脇にある石門。1519年に築かれ、日本や中国の木造建築に見られる様式を石造りで表現しており、琉球の石造建造物を代表するものとされています。沖縄戦の戦禍により壊れた部分もありましたが、1957年以降に残った部分を再利用して復元が行われました。

石門の奥に広がる周辺一帯の森は園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)と呼ばれ、その御嶽を拝礼するために造られた拝所がこちらの石門です。門の形ではありますが、人が通るための門ではなく礼拝の場所であり、琉球国王が外出する際にここで安全祈願を行ったといわれています。

【8】玉陵(たまうどぅん)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

首里城公園から少し歩いたところあり、1501年、琉球王国の第三代国王・尚真王が父・尚円王(しょうえんおう)の遺骨を改葬するために創建されました。墓室は3つに分かれており、真ん中は洗骨前の遺骸を安置する部屋、東側は王と王妃、西側は限られた親族の遺骨が葬られています。

墓の左右にある塔の上には、沖縄の守り神「シーサー」が鎮座。家や人に災厄をもたらす悪霊を追い払う魔除けの役割を担っています。また、玉陵の近くにある「奉円館(ほうえんかん)」の地下1階では、玉陵の概要や内部の様子について紹介しているので、あわせてチェックしてみて。

【9】識名園(しきなえん)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

1799年に完成した琉球庭園で、琉球王家最大の別邸とされています。中国と沖縄の様式を折衷した独特の建築様式で、完成当初は琉球王家の保養や、迎賓館のように海外からの使臣をもてなす場所として利用されていました。沖縄戦でほとんどが破壊されてしまいましたが、1975年から20年ほどをかけ、現在の姿に復元されています。

現在は園内を歩きながら、当時の様子がうかがえる建造物を見学することができます。池に浮かぶ六角堂や、琉球石灰岩でできたアーチ橋、上流階級の人のみに許された格式ある建築様式で建てられた御殿(うどぅん)など、琉球ならではの文化に触れることができます。


提供・トリップノート

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