ボーナスが大幅にカットされた
最近よく耳にするのは、給与の支給形態が変わったり、転職することでボーナスがなくなったりして返済に行き詰まる例だ。ボーナス時加算の割合が多い返済方法では、ボーナスが減額されると返済が難しくなる。その場合も本当に返済が滞る前に借り換えを検討すべきだろう。また転職を考えたり、会社をやめて独立しようとしたりするときも、住宅ローンの借り換えを検討しておくべきタイミングだ。というのも借り換えをするためには、住宅ローンの審査があらためて必要になり、勤続年数や会社の業績が必要になるからだ。会社を辞める前に、住宅ローン借り換えの必要性を再検討しておこう。
支出が増えて返済が苦しくなってきた
会社の業績が悪くて収入が減った、子供の教育費などの支出が増えたなど、毎月の返済が重くなってしまうこともある。住宅ローンを借り換えして低金利のメリットを受けたり、金融機関によっては返済年数を伸ばしたり、毎月の返済額を抑えることも可能だ。その際も返済が滞る前に、早め早めに対処することが大切だ。将来収入が増えたり、支出が減ったりした際に、繰上げ返済を利用することもできる。
ゆとりがあるのでどんどん繰上げ返済をしたい
逆に子供が独立してお金がかからなくなったり、昇進して収入が増えたりということも借り換えのタイミングと言えるだろう。審査も通りやすく金利も交渉しやすくなる。また積極的に繰上げ返済をしていきたいと思うなら、繰上げ返済時の手数料がないローン、繰上げできる最低額が安い住宅ローンを選ぶことも大切だろう。
文・四宮朱美(不動産メキキスト)/ZUU online
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