金融機関のキャンペーンにこだわる

キャンペーンなどおトクな情報は各金融機関のWebサイトで確認できます。申込み日と融資実行日のどちらに適用されるかも確認しましょう。金利下げのキャンペーンを行っている金融機関の場合は、指定期間での申し込みであれば申込み時に金利を下げてもらえるよう交渉できる場合があります。

金利優遇が変わることがあるので、申し出なければ損。たとえば、住宅ローンを組む際に給与振込み指定・公共料金2つ以上・クレジットカード契約・カードローン契約などに新規で契約すればいいでしょう、優遇最大マイナス1.7%も実現します。

融資手数料、諸費用の違い、金利優遇はいつまでなのかもチェックする

実は金融機関へ住宅ローンの申し込みをするときには、融資手数料や保証料、その他諸費用がかかります。その諸費用の内訳と金額の違いも要チェックです。金融機関担当者の人柄、相性を確認。住宅ローンの相談から申込み、契約、資金受取りまで何か月にも渡っての付き合いとなるため、重要なポイントです。

固定金利期間選択型(たとえば、10年固定の場合、10年間は固定金利だが、その後は店頭金利の適用となるという住宅ローン商品)の場合、優遇期間終了後の金利優遇はどうなるのかを、借り入れ時に確認してきましょう。借り入れ時に特約の合意書の締結により、優遇期間終了後も店頭金利よりマイナス○%という特約つけることができるケースがあります。

「住宅ローンは金利重視だから借り換えしよう」「少しでもお得に借入したいから借り換えしよう」と考えがちですが、借り換え手続きは煩雑です。初めにお伝えしたように、新規の住宅ローン審査と同等もしくはそれ以上の厳しい審査を受けます。

諸費用がかかりますし、総額でみるとそんなにお得にならないケースもあります。借り換えを決めたら、慎重に金融機関を選び、ご家族のライフプランにあった借り換えなのか、じっくり考えて実行しましょう。

文・竹原庸起子(ひまわり法務FP事務所 代表行政書士)/ZUU online

【こちらの記事もおすすめ】
ふるさと納税の失敗を防ぐ3つのステップ
金運アップが期待できる都内の神社5選
注目の最新シェアリングサービス5選
年収300万円の会社員にできる3つの節税対策
マイルを貯める3つのポイント