ヒトの味覚と、犬や猫の味覚は異なります。

たとえば、犬は、甘味を感じやすいのに対し、 猫は甘味をほとんど感じません(糖分の甘味を感じません)。

ちなみに、猫にチョコをあげても猫はありがたみを感じないどころか、 猫にとってチョコは毒なのであげてはいけません。気をつけましょう。

ここで一つ疑問が!!!

ドラえもんは、どら焼きが大好物です。

ドラえもんはなぜドラ焼きが好きなのか?~猫と甘味とギムネマの関係~5.jpg
(画像=『味覚ステーション』より引用)

ドラえもんは猫型ロボットなので、味覚も猫と同じだと推測されます。

あれ、おかしいぞ!? 猫は甘味を感じないはずなのに、ドラえもんは甘いどら焼きが大好物だと言う・・・

もしかして・・・ドラえもんのどら焼き好きはウソなのか?? ドラえもんの嘘つき!!

しかーし!! もしかすると、どら焼きは、甘味を感じなくても美味しいのかもしれません!! あのドラえもんが嘘ついてるとは考えたくありません。

というわけで、甘味を感じなくてもどら焼きが美味しいのかどうか、検証してみました。

なぜドラえもんは猫なのにどら焼きが好きなのか? 「猫のように甘味を感じなくてもどら焼きが美味しいのかどうか」 を検証するには、甘味を感じなくなる必要があります。

そんなこと、できるのでしょうか? たすけてー、ドラえもーん!!

ドラえもんはなぜドラ焼きが好きなのか?~猫と甘味とギムネマの関係~6.jpg
(画像=『味覚ステーション』より引用)

タタタラッタター♪ 「ギムネマ茶ー」

ドラえもんはなぜドラ焼きが好きなのか?~猫と甘味とギムネマの関係~
(画像=『味覚ステーション』より引用)

ギムネマ茶とは?

ギムネマ茶を飲むと、なんと、甘味を感じなくなります!! そんな便利な?お茶が世の中にあるのですね、びっくりです!!

【ギムネマ 補足情報】

ギムネマは、インド南部・インドネシア・アフリカ・中国南西部などの熱帯に自生するカガイモ科の植物。 正式名称を、ギムネマ・シルベスタと言います。シルベスタ・スタローンが愛飲しています。ウソです。

ギムネマの主成分であるギムネマ酸には甘味抑制効果があり、ギムネマ茶などでギムネマ酸を摂取すると、甘味受容体と甘味物質の結合を阻害するため、摂取後1~2分で甘味を感じなくなります!

よって、甘いもの食べてても砂を食べてる感じになって「甘いもの食べたくない!」となり、ダイエットできます。素敵です。ちなみに、1時間くらいすれば元通り甘さを感じるようになります。

また、ギムネマ酸には糖分吸収抑制作用があり、小腸でブドウ糖が吸収されるのを阻害するのでダイエットに効果的です。また食後の急激な血糖値上昇を抑え、血糖コントロールにも効果的なことが実証されています。素敵です。