中年太りかも!?と思ったときの対処法5つ

では、「中年太りかも!」と思ったらどうすればいいのでしょうか?対処法を詳しくご紹介していきます。

1.筋トレをする

中年太り解決に最も効果があるのが、筋トレ。まずは1日5分程度の簡単なトレーニングでもかまいません。今ある筋肉を衰えさせないことが大切です。そして慣れてきたら1日10~20分の筋トレを習慣にしていきましょう。

必ずしもジムに通う必要はないのです。また、トレーニングを行う際は下っ腹に力を入れて、体幹を真っすぐ保つようにしましょう。軸がブレてしまうとどんなトレーニングでも効果が半減してしまいます。さらに深い呼吸と連動させて行うと効果的です。

2.抗酸化物質を積極的に取り入りる

老化の原因となる活性酸素はエネルギーをつくるときに発生するので、生きている限り発生を避けられないものです。私たちの体には、発生した活性酸素の毒性を低下させる酵素がありますが、その酵素も40代からは減ってきてしまうため、中年太りが加速してしまいます。

それを避けるために、意識的に抗酸化作用のある物質を取り入れるようにするとよいでしょう。

【抗酸化作用のある栄養素と食物】

  • ベータカロテン: ニンジン、カボチャ、ほうれん草など
  • ビタミンC: レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など
  • ビタミンE: アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど
  • ポリフェノール: 赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など
  • フラボノイド: レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など

3.精製された糖類を控えて糖化を食い止める

糖化とは、タンパク質と糖とが結び付いて、糖化したタンパク質が体内に蓄積してしまうことです。

糖化を抑える食べ方の工夫としては、精製された糖類を控えるのがおすすめです。白米、白パン、麺類、白砂糖など白い食べ物は避けるようにしてみましょう。代わりに玄米、そば、黒糖などを食べるようにしてみましょう。

また、満腹中枢に満腹のサインが送られるのは20分後と言われています。それだけ時間をかければ食べ過ぎを防ぐことができます。

4.DHEAホルモンの低下を軽い運動でSTOPする

DHEAホルモンは、男性ホルモンや女性ホルモン、ストレスホルモンと呼ばれる副腎皮質ホルモンなどの源になる、重要なホルモンで、免疫力の維持・強化、抗ストレス作用があります。

DHEAホルモンは加齢と共に減少するといわれていますが、軽い筋トレで分泌が促進されることがわかっています。ジムでマシントレーニングをするまでもありません。自宅でできる腹筋や腕立て伏せなど、簡単な筋トレを生活に取り入れましょう。

5.ストレスを発散する

DHEAホルモンの低下にはストレスが大いに関与しているという事実があります。十分な睡眠をとる、人間関係におけるトラブルに巻き込まれないようにするなど、ストレスのない毎日を心がけましょう。

「年だから」と諦めないで!

中年太りのメカニズムを正しく理解することができれば、その進行を食い止めることは可能だと考えます。年齢を重ねてもそれほど大きな体重の変動やボディラインの崩れがないようにするためには、筋肉量を増やして基礎代謝量を上げるのが先決です。決してあなたを裏切らない筋肉を味方につけ、憎き中年太りを食い止めましょう!

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