お金の先にあるものを見つめる
これからインフレへの道を進んでいくであろう日本の通貨・円は、相対的に価値が下がる可能性があります。
旧来の常識が崩れていく社会の中を生き抜くには、預貯金だけではなく、それ自体が価値を提供できる資産やグローバルな視点で見たマネーを保有することが重要です。
我々が受けてきた教育は、国にとって都合のいい徴税システムにもとづいて意図的にプログラムされたものです。個人の資産防衛を図るうえでは害あって利なしといえます。
労働によって賃金を得ることがもっとも尊いという考え方は、それ自体は悪いことではありません。
しかし、お金は価値提供の対価として受け取るものだという考えにもとづくと、一般的な労働以外の方法で収入を得るという選択肢があってもいいはずです。
我々日本人は、自由に財産を持ったり事業を行なったりできるという恵まれた環境にいます。使えるものは最大限活用して、成功に向かっていくべきです。
まず気を付けてほしいことは、手段と目的を取り違えないこと。幸せとお金の多寡は無関係であるということ。時間を大切にすること。
成功するためには、行動の早さ、リスクをとること、成功者を完璧にコピーするほどよく勉強することなどが重要な点です。
杉田卓哉(スギタ・タクヤ)
北九州市立大学卒。一般社団法人マネー総合研究所所長。財形や投資など、マネーに関する専門家。大手精密機器メーカー・オリンパスに勤務していたサラリーマン時代に不動産投資を行い、5000万円の家賃収入を得てリタイアしたことから、不動産投資を核とした財産形成を得意としている。最近は上場企業や金融機関などからマネー・リテラシー教育に関する社内研修や講演などの依頼も多数寄せられている。
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