利口な人よりバカなヤツが成功する
もうひとつ成功しやすい人の傾向として、リスクに鈍感という点が挙げられます。傍目からすると危なっかしいような行動をする人のほうが、慎重に考える人よりもむしろ期待する結果を得られやすいのです。
一見すると賢そうに見える慎重派の人がなかなかビジネスや投資などで成功できない理由として、ひとつは決断スピードが鈍りチャンスを逃しやすくなること。
もうひとつは、チャレンジができなくなることです。敷かれたレールを踏み外すことを怖がり守りに入ってしまえば、得られるものは何もありません。
「バカと煙は高い所が好き」という諺もありますが、「高い所は落ちたら危険」などと思ってしまうと怖くて高い所へは行けません。 程度の差こそあれ、何をするにもリスクはつきものです。
ときには腹をくくって勝負に出ることが必要といえます。
杉田卓哉(スギタ・タクヤ)
北九州市立大学卒。一般社団法人マネー総合研究所所長。財形や投資など、マネーに関する専門家。大手精密機器メーカー・オリンパスに勤務していたサラリーマン時代に不動産投資を行い、5000万円の家賃収入を得てリタイアしたことから、不動産投資を核とした財産形成を得意としている。最近は上場企業や金融機関などからマネー・リテラシー教育に関する社内研修や講演などの依頼も多数寄せられている。
【こちらの記事もおすすめ】
>豊かな老後のためにすべき3つのこと
>アラフォー女性のための幸せ貯金計画
>お金が貯まる5つのコツ
>貯まらない女子「3つの言い訳」対処法
>「お金がない時」5つのNG行動