顎のたるみの解消方法
顎のたるみの原因を理解した上で、次は解消方法をご紹介します。自分に合った解消方法を見つけましょう。
顎のたるみの解消方法①首のリンパマッサージ
リンパには体内に侵入した殺菌やウイルスなどから身体を守る働きと、体内の老廃物を外へ排出する働きがあります。筋肉の衰えや、不規則な生活などの影響で、リンパの流れが滞ってしまうとむくみやセルライトの原因になってしまうことも。このような症状を解消するには、リンパマッサージは効果的です。リンパが多く通る鎖骨周から首筋をリンパの流れに沿ってマッサージを行いましょう。また、リンパの流れを良くすることで、むくみの解消だけでなく、筋肉が動いやすくなるのでたるみの解消にも期待できます。
顎のたるみの解消方法②表情筋を鍛える
顎のたるみを解消するには、表情筋のトレーニングで顔全体の筋肉を使うことが大切です。表情筋を鍛えることで、血行やリンパの流れも良くなるのでむくみにも効果的です。表情筋を鍛える3つのトレーニング方法をご紹介します。
【あいうえお体操】
- 「あいうえお」と大きく口を開けて発声します。
- 「あいうえお」の発声を5回繰り返して行います。
あいうえお体操をすることで、表情筋が鍛えられるだけでなく顔全体の血行がよくなり、老廃物が流れやすくなります。顔の筋肉を動かすことで顎周りの筋肉にも効果的。表情筋を鍛えることで、リンパの流れもよくなるので、むくみの解消にも期待されます。
【口角を上げるトレーニング】
- 自然な笑顔をキープするイメージで口角を上げて「いー」と発声して、その状態で5秒間保ちます。
- 次に、「うー」と発声して、その状態で5秒間キープします。
- 「いー」「うー」と発声するトレーニングを1分間程繰り返し行います。
- 簡単なトレーニングですが、顎のたるみや顔のむくみの解消に効果があるだけでなく、頬のたるみによるブルドックフェイスの予防も期待されます。また、口角を上げて笑顔を作ることで、気持ちも明るくなれ、心にもいい影響があると言われています。口角を上げるトレーニングで表情筋を鍛えて、美しい表情を目指しましょう。
【上を向いて舌を出すトレーニング】
- 顔を天井の方に向けて上を見ます。その状態で舌を真下に出して、そのまま5秒間キープします。完了したら口を閉じて顔を正面に戻します。
- 1.を5回ほど繰り返して終了です。
顎にある「オトガイ筋」という表情筋を鍛え、顎のたるみや二十顎の解消に効果が期待されます。
【最後にトレーニングの注意点】
表情筋のトレーニングはやりすぎや、無理に表情を作りすぎは、表情ジワの原因となるので、注意して行いましょう。また、表情筋のトレーニングを行う際には、しっかりと保湿して肌のケアをして肌を乾燥させないように行うのがポイントです。
顎のたるみの解消方法③保湿ケアをしっかり行う
コラーゲンやエラスチン配合の一般的な化粧品は、真皮層まで届きにくいとされていて、化粧品では顎のたるみを解消は難しくなります。ですが、コラーゲンやエラスチン配合の化粧品は保湿効果が期待され、顎のたるみの進行を遅らせることや、悪化を防ぐのには有効です。しわが深くなることで、たるみの原因になることもあるので、保湿効果のある化粧品を使用して、しっかりと保湿をして、うるおい肌を保ちましょう。