2023年度の市場規模は推計1,500億円 

そんな人工肉の市場規模について、日本能率協会総合研究所が推計して発表しているデータがあります。

同研究所のレポートによれば、人工肉の世界市場規模は2017年度が800億円程、2020年には1,200億円規模まで膨らみ、2023年度にはさらに1,500億円まで伸びるとされています。2035年には10兆円規模になると分析しているアナリストもいます。

人工肉で有名な企業と言えば米ビヨンド・ミート社で、同社は植物肉による「ビヨンド・バーガー」の販売でベンチャー企業から上場企業へと成長を果たしました。ハンバーガー大手のバーガーキングも人工肉を使った商品を一部店舗で提供し始めており、既に広がりをみせていることが分かります。

市場規模、予想データをはるかに上回る!?

世界人口が今後も増え続けることが予想される中、食糧問題の解決に道筋をつけることは世界にとって喫緊の課題です。そのため、各国の政府も人工肉の研究・普及を何らかの形で後押しする可能性は大いにあり、その影響も後押しすれば市場規模が予想データをはるかに上回るかもしれません。

提供・ANA Financial Journal

【こちらの記事もおすすめ】
思わず共感する40代独身女性あるある
100均グッズで宅飲みをワンランクアップ
生活費月100万円超「ご近所セレブ」の実態
旅行のお土産、いくらが適切?
あぁ、癒やされる。飼いやすいペット5選