「もうちょっと貯金できるようになりたい！」というあなたに、毎月の貯金額をあと1万円増やすためにできる具体的な行動をご紹介します。3ステップありますが、自分ができそうなところから挑戦しても大丈夫ですよ。
ステップ1．固定費を見直す
家計改善に特に大きなインパクトを与えるのが「固定費」の見直しです。固定費とは住居費、保険料、スマホ代など毎月一定額を継続して支払うような費目のことです。
これらの見直しは調べたり比較検討したり少々手間がかかるのですが、一度見直してしまえばその後は特に意識しなくても節約効果がずっと続きます。日々のちまちまとした節約や我慢、面倒なことが苦手な人にこそ試してほしい方法です。
ステップ2．支出の予算を決める
「食費は3万円以内」「衣服代は1万円以内」などいくらまで使っていいか予算を決めて、それを守るように工夫してみましょう。
また、一度予算を決めて終わりではなく、毎月達成度を確認して、また次月の予算を決める振り返りの習慣を作れることが理想です。
家計簿が便利ですが、難しければ特に出費が多い費目や無駄遣いがありそうな費目だけ手帳にメモをしたり、クレジットカードの明細を確認するだけでもOKですよ。
ステップ3．「先取り貯蓄」のしくみを作る
「日々の暮らしでお金が余ったら貯金に回そう」とするよりも「先に貯金の分を取り分けておいて、余ったお金で生活しよう」とする方がかんたんに貯金できます。
会社の財形貯蓄や金融機関の定額自動振込サービスなどを使って、毎月お給料が入ったらすぐに一定額が貯金用口座に移るように設定するのがおすすめです。コツコツと貯金を積み立てていきましょう。
3ステップで貯金上手を目指そう
家計管理が上手な人や貯金がしっかりとできている人は、ここでご紹介した3つの行動をすべて実践している人が多いです。まだできていないことがあれば、少しずつ無理のない範囲からでも、今から取り組んでみてはいかがでしょうか。
自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強！銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。AFP資格保有。
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