有給でインターンシップやっている会社を評価

ーーちなみに投資成績は?

150万くらいから始めて、具体的な金額は伏せますが、数百万円になりましたね。
 

ーー軽く20代のサラリーマンの年収ぐらいは稼いじゃってる感じですね(笑)。

自分は恵まれていて、プロの人との出会いがあったというのもそうだし、そもそも自分が投資を始めたのが大学1年生の、日経平均の1万ちょっとの時期に始めたというのもあります。
 

ーーあ、そうか。今大学4年生っていうことは、1年生の時ってアベノミクスでちょうど日経平均株価が上がってきているところなんですね。

はい。上がってきているところで投資を始めました。

初めて買った株がコロプラって株だったんですけど、「魔法使いと黒猫のウイズ」ってゲームが昔爆発的に流行ったときで、3倍くらいに株価が上がったときに売却できたというのが結構いいスタートでした。
 

ーー私は去年、コロプラの株で損しました。ほんと何も考えずに買っちゃったっていう。

コロプラはいい会社ではあるんですけど、最近は優秀な人が以前ほど採れなくなっちゃったんですよね。
 

ーーそうなんですか!

自分は結構そういうのを見ていて、ベンチャーとかでどういう優秀な人材を採れてるかっていうのをけっこうチェックしています。学生向けにどういう告知をしているかとか、有給のインターンシップをやっているかっていうのも評価ポイントに加えながら企業を見ていたりします。
 

ーーへ~。有給でインターンシップやっているかどうかも重要なんですか。

外資系の投資銀行やコンサルティング会社に入る学生って、学生でもやっぱりすごく優秀なんです。すごく言い方悪いんですけど、大企業の15年目とかの人よりコンサルとかに入る学生のほうが優秀だったりするんですよ。

だからそういう学生を時給1000円とかで働かせられているっていうのはすごく強くて、そういう選択をできてる企業っていうのを素直に評価しているっていうのもあります。そういうのを見ながら投資をして、現物株、信用株、先物、FX、全部やるみたいなかんじです。

(写真=DAILY ANDS編集部)