社会人1年目は学ぶことが多く、長い社会人生活の中でもとても大切な時期。この記事では「あのとき、こうしておけばよかった」と後悔しないために、社会人1年目の新入社員に求められることは何なのか、またそれを踏まえたうえで仕事ではどんな目標を立てるべきか、その方法を紹介します。

社会人1年目の新入社員に求められること

社会人1年目は、目標設定が上手にできればモチベーションも上がり、仕事の質をきっと高められるはず。スタートダッシュでつまずくことのないよう、まずは次のことを心得ておきましょう。

時間厳守

新社会人に求められることは何も難しいことではありません。例えば、「時間厳守」がその1つと言えるでしょう。新入社員に限ったことではなく、社会生活で最低限守らないといけないルールです。新入社員は、「当たり前のことをきちんとやること」が求められます。

万が一、時間に遅れてしまった場合は、その理由に関わらず、言い訳をせずに謝罪の言葉を述べることも大切です。

報・連・相(ほうれんそう)

社会人生活で時間厳守と同じくらい重要なのが、上司や先輩社員への「報・連・相(ほうれんそう)」です。これは「報告・連絡・相談」のことで、仕事をスムーズに進めるうえで欠かせない3点セット。特に、トラブル発生時には、正確かつ迅速な報連相が求められます。

新入社員はまだ仕事のスキルが十分に身に付いていません。だからこそいつでも上司や先輩と情報共有をすることで、リスク回避をする必要があるのです。

最低限この2つを押さえたうえで、社会人1年目の目標を立てていきましょう。

新入社員が目標を立てるときに押さえておきたい3つのポイント

目標設定は、その内容次第で「仕事への向き合い方が変わってくる」と言ってもいいほど大事な取り組みです。ここからは目標を設定するうえでのポイントを紹介します。

背伸びすれば手が届く!現実的な目標を立てる

社会人1年目の新入社員が目標を立てるうえで大切なポイントが、現実的であることです。高すぎる目標は現実味がなく、達成できないとかえって仕事へのモチベーションが下がってしまいます。自信喪失にもつながりかねないので、頑張ることで達成できるような目標を立てるようにしましょう。

目標は具体的・定量的であればあるほどいい

目標は具体的に設定しましょう。5W1HのWho(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を意識すると目標が具体的になっていきますよ。

さらに定量的に(数量・数値として)目標を立てることで、進捗状況の確認がしやすくなります。自分が「いつまでに、何を、どれだけすればいいのか」が明確になり、結果として目標達成の可能性が上がるのです。

目標設定は一人だけでしない

もう一つ大切なことは「一人で決めない」ということです。仕事の目標であれば上司と相談したうえで、目標を設定するといいでしょう。さらに、先輩や同期などにもアドバイスをもらえれば、また違った視点が得られるはずですよ!