ピジンな聖書が完成
もとは労働者の話し言葉だったため、ピジン英語は長らくイメージがよくない言葉でした。
しかし、月日が経つうちに一つの言語として確立され、2015年にはハワイアン・ピジン英語は正式に言語として認められました。
それに先立ち、2001年頃にはピジン英語の新訳聖書が完成しており、この度2020年7月、20年かけて旧約聖書が完成したというニュースが。
このピジン英語の旧約聖書「Da Good An Spesho Book」は9月にも発売される予定だそうです。
トータルで30年ほどかけて翻訳された事になりますね。
ハワイで耳にするハワイアン・ピジン
一番耳にする、また、目にするのはダ・カイン(Da Kine)かもしれません。
「ダ」は「the」、「カイン」は「kind」で、「そんな感じ」「みたいな」と言った意味の言葉です。
1979年にマウイ島で創立したスポーツブランドの名前にもなっています。
「パウ ハナ フライデー(Pau hana Friday )」は、「パウ」=「終わり」、「ハナ」=「仕事」、「フライデー」=「金曜日」、から日本で言う「ハナキン」、「仕事終わりの金曜日」を意味します。
これは、英語とハワイ語が混合した言葉です。
他にも、「できない」を「ノーキャン(no can)」と言ったりします。
日本語由来の言葉としては、ベントー(bento)のようにストレートな単語や 「鳥肌」をそのまま英語訳した「チキンスキン(Chicken skin)」などもあります。
ハワイアン・ピジンは、ハワイのロコにとってはアイデンティティであり文化です。
ハワイでピジン英語を探してみるのも楽しいですよ。
提供・LaniLani
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