(3)瞑想で脳を休ませ、脳細胞を修復
人間はストレスを受けると、脳内にある扁桃体という部分がストレスに反応し、脳の底部にある視床下部を刺激。その結果、交感神経が優位になり緊張状態になります。さらに、脳の中でもとりわけ高度に進化した前頭前野の活動はストレスによって妨げられやすく、この活動が衰えると集中力が落ちたり、クリエイティブな能力が減衰したりします。
しかしヨガ、特に瞑想を行うと、脳が休まって脳細胞が修復。集中力が上がったり、閃きやインスピレーションが生まれやすくなったりします。このように、瞑想と脳の関係性については、現在、さまざまな研究で明らかになっています。
そのほかにも、「ヨガをすることで全身の筋肉がバランスよく刺激され、血流が改善。肩こりが解消された」「疲労を感じにくくなった」「ほどよい筋肉がついて冷え性が改善され、風邪をひきにくくなった」など、習慣的にヨガをしている人はさまざまなメリットを実感しています。
こうした効能は、生理学的、医学的、さらに、脳科学的な観点から研究が進んでおり、きちんと証明されています。
生活にヨガを取り入れよう!
かつては、「ヨガといえば女性の習い事」と捉える風潮が強かったものの、現在ではヨガスタジオを利用する男性比率はじわじわと上昇し、「ヨガ男子」がぐっと増えています。2017年に『ヨガジャーナル日本版』が行った調査では、男女比は3:7となっています。
そうした社会的な変化やヨガをする人たちからのニーズに応えるために、ヨガに対する科学的なアプローチもますます進化。アメリカではヨガによる医療効果の研究が進んでおり、すでに一部の医療機関では治療の一貫としてヨガを取り入れています。
体と心にさまざまなプラスの効果をもたらすヨガ。ぜひ、毎日の生活に取り入れてみましょう。忙しいビジネスライフに閃きと癒やしを与えてくれるはず!
提供・UpU
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