1月スタートの冬クールドラマの多くが最終回を迎えました。年間100本以上の国内ドラマをチェックするアラフォー筆者も、冬ドラマをなんとか全てチェック! なかでも個人的に「最後まで観てよかった」と思った作品5つをご紹介します。
※以下、各ドラマのネタバレを含みます。
◆ホットスポット

最終話が近づくにつれて“超能力者”や“未来人”までもが登場しました。「もはやファンタジーの世界!」と思うも、宇宙人の高橋さんを筆頭に、皆がどこにでもいそうな“普通の人”なのが、バカリズム脚本らしい。最後は、舞台となった富士浅田市の未来を守ろうと全員で一致団結する展開も秀逸でした。
普通の人たちがそれぞれの個性を生かし、助け合いながら自分たちの大切な日常を守る物語だったのです。何より圧倒的だったのは、『ブラッシュアップライフ』に続き健在だった人間味あるキャラクターたちによる会話劇。彼らの日常を永遠に観ていたいと思わせてくれる良作でした。地味に高橋さんロス!
◆晩餐ブルース
深夜ドラマですが『晩餐ブルース』(テレビ東京系)には、毎週癒されました。テレビ局でドラマの監督という夢を叶えたものの消耗中の田窪優太(井之脇海)と、料理人としてレストランで働いていたが、ドロップアウトし人生休憩中の佐藤耕助(金子大地)。そんなふたりの高校時代の旧友で離婚の傷を抱える蒔田葵(草川拓弥)も加わり、晩ご飯を一緒に食べる「晩餐活動=晩活」をするという物語です。
