モンスターエンジンは第1回大会から3年連続でベスト32に進出中。昨年はベスト16でラフ次元に敗れており、今年こそグランプリファイナルを射抜いておきたいところだ。
Cブロック
金属バットvsリニア
エル・カブキvs金属バットのアウトロー対決、本田兄妹vsリニアの人力舎対決という個性の際立つ山となったCブロック。第1試合では金属バットが勝利を収めるものの、金属バットの友保は「エル(・カブキ)さん、もし配信されてなかったら、ムチャクチャしてたと思うんですよ。そうなるともう手がつけられないんで」とコメント。まずはエル・カブキにとっても2021年『M-1』1回戦敗退という悪夢から舞い戻ってきたとみてよさそうだ。
そして長年(少なくとも16年以上)にわたって「新宿Fu-」で同じ釜の飯を食ってきた本田兄妹とリニアの同門対決は、289点をたたき出したリニアに軍配。
すでに『THE SECOND』の顔役となっている金属バットだが、リニアは初出場の昨年も「32→16」の三日月マンハッタン戦でも290点という高得点を記録しており、本大会では強さを見せている。「16→8」でも屈指の好カードといえそうだ。
Dブロック
母心vs吉田たち
Dブロックには昨年準優勝で旋風を巻き起こしたザ・パンチが登場。同じく昨年ベスト16まで進出した母心と対戦したが、パンチ浜崎がいつになく緊張した様子だったザ・パンチの一方、持ち味を発揮した母心が勝ち抜いた。昨年はベスト16で金属バットに敗れている母心だが、その金属バットの友保が「母心さんの爪をはがしてやろうと思います」などとコメントしていたので、気を付けてほしいところだ。
第2試合は関西の寄席では滑り知らずの双子漫才師・吉田たちが天津を下してベスト16に進出。今や天津といえば向が東京、木村が岩手と離れた拠点でピン中心に活動しており、ここでは場数の差が出た結果といえそうだ。