唯一無二の歌声とソングライティング、過激なパフォーマンスを武器に数々の伝説を残す一方で、舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で森山未來の相手役を演じ、テレビ東京の深夜ドラマ「たべるダケ」では主演を務めるなど俳優としても活躍する後藤まりこ。3月29日(土)より公開の映画『ボールド アズ、君。』で、カリスマ的な存在感を放つロックバンドのボーカルを演じる彼女に本作の撮影エピソードや音楽を始めたきっかけなどを中心に話を聞いた。


『ボールド アズ、君。』
3月29日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開

出演:伊集院香織(みるきーうぇい) 後藤まりこ
刄田綴色(東京事変) 津田寛治
監督・脚本・音楽・編集:岡本崇
製作:コココロ制作 配給:Cinemago

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人付き合いが苦手な南條珠(なんじょう・たま/伊集院香織)は、小学生の頃からシネコンとは一線を画すこだわりのラインアップのミニシアターを自分の居場所としていて、支配人の井澤雄一郎(いさわ・ゆういちろう/津田寛治)を神様と呼んで慕っている。そんな珠にとって、ロックバンド“翳(かげ)ラズ”のボーカル・瓶子結衣子(へいし・ゆいこ/後藤まりこ)はもう一人の自分を救ってくれた神様。中古ギターを入手して、スーパーギターバトルで優勝するほどの実力になるも、さらに上を目指して練習する日々。翳ラズの記事を読み、次の翳ラズのライブチケットは必ず入手すると決意を新たにする。そんなある日、珠がバイトをする居酒屋に、たまたま瓶子結衣子がやってきて、珠がアップした“弾いてみた動画”を見ていたことが発覚。珠は「翳ラズと同じステージに立って直接お礼を言うこと」を目標に、さらに動画制作に精を出すが、行きつけのミニシアターが翳ラズのライブのタイミングで閉館するということを知り……。