このことから、腰幅がある方、お尻が大きい方、ウエストが細い方などは特に、普通のワイドパンツよりもバレルレッグのほうが相性良くはきこなせそうですね。流行のシルエットなので、最初はこんなにゆるゆるでいいの? と思うかもしれませんが、一度はき慣れると気にならなくなります。

◆バレルレッグジーンズのNGな着こなし方

トレンドのボトムスははくだけでサマ見えしますが、だからといってどんなトップスを合わせてもOKというわけではありません。相性の良くない組み合わせもあるので着こなしに注意しましょう。特にやってはいけないのは、着丈が長く、重苦しい素材のトップスとの組み合わせです。

バレルレッグジーンズのNGな着こなし方
例えばダボっとしたスウェット、厚地のニットなどは腰まわりを覆い隠してしまうので、全体的に大きく丸く見えてしまいます。組み合わせとしてはいたってフツーでも、知らず知らず太って見えることがあるので気をつけましょう。

◆短丈トップスで視線を上に引き上げ、スタイルバランスを整える

バレルレッグジーンズは、通常のワイドパンツよりも裾まわりがダボっとしているのでより下半身にボリューミィな印象を与えやすいです。そのため、トップスは短い丈でコンパクトにまとめると、ボトムスとの対比によってスタイルバランスが整います。

腰周辺も隠すよりは露出してしまったほうが華奢に見えるので、短丈トップスでシンプルにまとめると良いですね。

トップスは短い丈でコンパクトにまとめる
このほか、アウターやジャケットは前開きで着用する場合のみ着丈の長いものでもOK。両サイドの腰まわりを隠しても前部分が見えていれば、野暮ったい印象にならずにすみます。

◆身体にフィットしたトップスでメリハリを作る

短い丈のトップスが苦手……という方は、ボディにフィットしたシンプルなカットソーを合わせてみましょう。過分な装飾はない至ってフツーのカットソー、もしくはリブニットでボディラインにメリハリを作ってください。