ところが、活動休止発表から約2年半、突如テレビ復帰が実現することとなったわけだが、民放テレビ局の情報番組スタッフはこう話す。

「加藤さんは今年1月に開かれたCEIPA音楽5団体合同新年賀詞交歓会の司会を務めて仕事復帰こそしましたが、さすがに本格的なテレビ出演はまだ先だろうと思っていたので正直驚きました。しかも、いきなり週1放送のレギュラー番組のMCですからね」

 さらに、加藤にとってはこれまで出演経験のないテレ東の番組でのテレビ復帰というのも意外だが、芸能事務所のマネージャーは明かす。

「4月から『ナゼそこ?』でタッグを組むユースケ・サンタマリアさん、今回加藤さんの出演が決定したことにより番組を卒業する秋元さんとも、加藤さんと同じ大手芸能事務所『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』に所属していますからね。番組キャスティングに関して水面下で何らかの調整が働いた可能性は高いと見る関係者もいます。テレ東サイドとしては番組への注目度や話題性という点で歓迎すべき話ではあるでしょうけどね」

 もっとも、気になるのは加藤が“なぜこのタイミング”で突如復帰を果たしたのかだろう。

「『家族との時間を大切にしたい』との理由で休業した加藤さんですが、お子さんはまだ1歳ですからね。それにスーパーマーケットチェーンを全国展開する敏腕経営者のダンナさんは立場上、妻の芸能活動にそこまで好意的ではないという噂もあります。加えて、古巣のフジが世間から厳しい逆風を浴びて窮地の最中というのも、仕事復帰のタイミングとしてはお世辞にも良いとは言えませんよね」(前出の民放情報番組スタッフ)

 インターネット上でも「ナゼそこ?」というよりも“ナゼいま?”といった声が数多く見受けられる加藤の電撃復帰だが、今後も私生活の面も含めてその存在に注目が集まりそうである。

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)