WEST.にとって11枚目のアルバム『A.H.O. -Audio Hang Out-』が初週18.3万枚(18万3,027枚)を売り上げ、3月18日発表の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位に輝いた。前作『AWARD』(昨年3月発売)に続く首位獲得となるも、初週売り上げは5万枚以上もダウン。そんな中、WEST.側は5月にリリースするニューシングルの発売キャンペーンを発表した。

WEST.、最新アルバムは初週18.3万枚で前作の初日売り上げを超えられず……

 『A.H.O. -Audio Hang Out-』は、初回盤A・B(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CDのみ)の3種類でリリース。発売初日の「オリコンデイリーアルバムランキング」(3月11日付)だと14万4,041枚という滑り出しとなったが、前年に3形態で出したWEST.初のベストアルバム『AWARD』の初日記録(18万2,933枚)超えはならず。その『AWARD』は初週23.4万枚をマークしており、『A.H.O. -Audio Hang Out-』の初週より5万枚以上売り上げていた。

 なお、オリジナルアルバムだと、2023年3月発売の『POWER』は初回盤A・B(CD+DVDまたはBlu-ray)と通常盤(CDのみ)、「POWERオリジナルTシャツ付き通販盤【CD+GOODS】」(CD+グッズ、当時はジャニーズショップ オンラインストア限定で販売)の4種展開だったが、こちらは初日20万4,692枚を記録。14年4月にジャニーズWESTとしてデビューして以来、アルバムでは自己最高のスタートを切っていた(初週24.9万枚)。

 それだけに、過去作の『POWER』や『AWARD』と比べると、ニューアルバム『A.H.O. -Audio Hang Out-』の初日・初週記録は少々物足りない数字に思えるだろう。その理由について、芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。