そして小松菜に含まれる硝酸塩は、特に胃腸の粘膜を丈夫に保つ働きがあることが分かっています。

◆小松菜には“老化”を抑制する効果もあり?

2つ目の効果は「足腰の筋力をレベルアップさせること」。加齢による筋肉の衰えは、誰もが向き合わなければならない問題ですよね。筋肉の衰えは、太りやすくなったり、体調を崩しやすくなったりする原因の1つです。

運動をするスポーツウェアの女性
男女3759人を対象にした調査では、小松菜に豊富な硝酸塩をたくさん摂取している人は、筋肉の機能が明らかに向上していることが判明しました。つまり、小松菜を食べることで、加齢で失われがちな筋力の維持にも役立つ可能性があるんです!

ここからは、そんな小松菜の効果を高めつつ、美味しく食べるための最強レシピをご紹介しますね。

◆<レシピ>小松菜のやみつき腸活味噌ダレ豆腐

<材料>

小松菜…1束(約150g)

厚揚げ…1枚(木綿豆腐1丁でもOK)

☆|味噌、お酒、みりん…各大さじ2(赤味噌がおすすめ)

☆|炒りごま…大さじ1

☆|生姜おろし…1片分(又はチューブ3cm)

☆|にんにくおろし…1片分(無くてもOK)


<作り方>

①厚揚げをフライパンに優しく放り投げ、崩し炒める。しばらく触らずに焼いて、焼き色がついたら小松菜も投入する。小松菜のアクが気になる場合は、あらかじめ水に浸しておきましょう。

厚揚げと小松菜フライパンで炒める
②小松菜がしなっとしてきたら、☆の調味料を合わせたものをかけ、炒めながら絡めたら完成です!(濃い味付けではないので、味を見てお好みで醤油をひとたらししましょう)

小松菜がしなっとしてきたら合わせ調味料をかける
厚揚げや味噌を加えることで、小松菜のβカロテンの吸収率を上げることができます。すぐに食べても良いですが、粗熱をとると味が馴染んでさらに美味しいですよ!

◆小松菜の効果を最大限に引き出す食べ方

小松菜に含まれる栄養素を効率よく摂取するためには、いくつかのコツがあります。ぜひ、以下2点のポイントを意識してみましょう。