大根は、冬野菜の代表格ですよね。じっくり煮込んだ煮物や大根おろしなど、和食には欠かせない大根。実は、腸内環境を整えるために積極的に食べたい食材の1つなんです。ただし、腸内環境を整えるためには、大根の「食べ方」が重要!

◆大根には腸を整える2つの効果がある!
大根には申し訳ないのですが……正直に言うと、大根に含まれているビタミンやミネラルの量は多くありません。ですが、大根が素晴らしいのは「消化酵素」が豊富なところ! これが腸活において重要な役割を果たすのです。
大根の腸活効果は、大きく分けて2つあります。
1. 胃腸の消化を助ける効果
2. 腸内環境が荒れるのを防ぐ効果

そこで重要なのが、今回の主役である大根。消化酵素が多いため、食べ物を消化する力を助けてくれます。
◆大根の消化酵素が腸内環境を改善
消化する力が弱いと、腸内環境が荒れやすくなるとお伝えしました。その上で特に大切なのが、タンパク質の消化です。タンパク質とは、お肉や魚、卵などいわゆる主菜から摂取できる栄養素のこと。
最近は、タンパク質が大切という情報も普及しており、意識して摂取されている方も多いかもしれません。しかし「タンパク質を過剰に摂取した場合」や「過剰ではないとしても、十分に消化できない場合」などの状況になると、腸内環境が荒れやすくなる可能性が指摘されています(※2)。