いつの時代も問われる、結婚における理想の年収。特に男性の年収は結婚後の生活に大きな影響を与えます。しかしいくら理想を掲げても、現実とのギャップはあるもの。今回は結婚相手への理想の年収を、男女別に調査してみました。ふたを開けると、驚きの結果があるかもしれません。
男女別!理想の年収は?現実とのギャップあり?

人生の一大イベントである結婚では、誰しも幸せな結婚生活を夢みるもの。相手に求める条件はいろいろあれど、その中でも年収の占める割合は大きいです。
「結婚は年収がすべてじゃない」と頭ではわかっていても、年収が高いか低いかというのは生活にシビアに直結してきます。
夫婦二人の生活ならまだしも、家を買ったり子どもが生まれたりすると、お金はイヤでもかかってくるのですから、「年収が低いと生活が大変じゃない?」と思うのは当然です。
ただ、結婚相手を理想や年収だけで判断するのも危険です。いくら年収があっても、お金の使い方によっては、なぜか生活に困るといった事態に陥ることもあります。
今回は男女別に結婚に必要な理想の年収や、結婚相手に求める条件についてまとめてみました。読み進めていくうちに、あなたの理想の結婚相手のイメージが変わっていくかもしれませんね。
【女性編】結婚に必要な男の理想の年収は?

ではさっそく、女性が最も気になる、結婚相手への理想の年収をお伝えしたいと思います。
女性が結婚相手に求める年収、堂々の第一位は500万円以上です!特にこの理想を掲げるのは、20代から30代の女性に多く、年齢を経るにつれて、結婚相手の年収に厳しくなっていく傾向があります。
さらに細かく見てみると、20代女性の60%近くが400万円以上、30代女性の25%近くが600万円以上を理想の年収としているというデータがあります。
年齢が上がるごとに年収も上がることを考えれば、ひとまわり以上年上の男性と結婚する、いわゆる『年の差婚』が生まれやすいのも納得できる気がしますね。
【男性編】結婚に必要な女の理想の年収は?

時代は移り変わり、結婚すると一家の全責任が男性に覆いかぶさるということはなくなりました。
女性の社会進出も著しく、女性も自分の意思さえあればいくらでも稼げるようになった昨今、結婚において男性は女性に年収を求めるものなのでしょうか?
データでは、男性は結婚相手に「好きであれば、年収がいくらであっても関係ない」と答えた男性が50%にのぼることが判明しました。
さらに300万円以上を理想年収としている男性が35%近くにもなり、「年収は関係ない」と合わせると85%にもなります。
亭主関白とまでは言わないものの、「結婚したら自分が責任を担う!」と決意を固める男性は多いようですね。お金より愛情を重視する傾向があるようです。
【女性編】結婚相手に求める必要最低年収は?

理想はともかくとして、結婚するのにはどうしても譲れない最低年収ラインがあるようです。女性の理想とする年収が500万円以上にしても、現実ではその年収を満たしている男性は少ないものです。
「理想の年収とギャップがあって、専業主婦はムリにしても、最低これぐらいはあれば結婚できる!」という女性の声を反映したアンケート結果があります。
20代から30代の女性をメインに調査したところ、その年収は300万円以上であることがわかっています。いくら年齢が若いにしても、300万円未満は敬遠される傾向があるようです。理想と現実で200万円もの差があるのです。
さらに、年代を問わずサラリーマンの平均年収が400万ちょっとと言われていますから、この時点で100万円ほどの差があります。
300万円で結婚を決断できるのは、女性が経済的にも精神的にも強くなってきたからと言えます。