
「家事が楽だと思っているなら、男性がもっとやっているはずだと思うんです」
「“女の幸せ”とかにも騙されちゃダメです。それを言い出したのは多分おじさんだと思うから。
女の人から生まれた言葉じゃない。女性をある型にはめるために編み出された呪文です」
これらのセリフを聞いて思い出したのが、マッチングアプリにプロフィールを登録する際に出てくる、「家事・育児への意思表示」の欄です。
積極的に参加したい・できれば参加したい・2人で協力したい・できれば相手に任せたい・お相手に任せたい、という選択肢の中から選べるようになっているのですが、自分の子育てになぜ「参加」や「協力」という言葉があるのかがすごく不思議でした。私からすると、「自分の子どもなんだから、一緒にやるものなんです」と思ってしまいます。
◆「ケーキもいかがですか?」と聞いてきたのに
夫婦においては、料理にしても他の家事にしても、できる方がやればいいと思います。でも反対に、「男性だから〇〇するべき」という概念も私たちは取り除く必要があるのではないでしょうか。例えば「男性だから食事代を払ってもらう」「デートの誘いは男性からすべき」などです。
先日、婚活中の薫子さん(仮名・39歳/会社員)から、「ありえない男性の話」ということで愚痴を聞きました。皆さんはこのお話、どう思いますか?

その後、彼が店員さんに飲み物とケーキを頼んでくれたんですが、お会計ではケーキ代と飲み物代を請求されました。ケーキはいかがですか? と聞いてきたので、てっきり奢ってくれるのかと思ったんです」