普段から、信用している担当美容師の人にシースルーバングをオーダーした果歩さん。それはそれは……、大変なことになったといいます。

「カットしている途中から、『あれ、これ大丈夫かな』と思い始めたのですが、気付いたときにはすでに遅し。完成された前髪を見て唖然としましたよ。かなり薄くすかれてしまっていてそれを美容師がアイロンでカールしたものだから、風に吹かれた後のハゲみたいになってるんですよ。

 でも、私がオーダーした韓国のアイドルの女の子とまったく同じ前髪なので、合っていることは合っているんですけれど……。とりあえず『わ、わぁ~、気に入りました……』と言うのが精一杯でしたね……」

◆前髪を見た彼氏の反応は?

 どうしようかと悩んだ結果、元美容専門学校に通っていた友人に相談することに。

前髪を見た彼氏の反応は?
「『前髪をつむじ辺りから持ってきて増やしなよ!』という返信があったんです。そこで友人のアドバイス通り、つむじから髪を持ってきてシースルーバングの上に被せて元の前髪の長さくらいにカットしたんです。

 しかし……、なんとここで切りすぎてしまったんですよね。まるでオカッパのような前髪の下にシースルーバングが見え隠れして本当にカッパみたいになってしまったんですよ……」

 一応、周りの反応が気になった果歩さんはすぐに写真を撮って彼氏に送ったといいます。

「彼氏からは『ちょ、呪われた日本人形ww』と返事が来てすっごくムカつきましたよ!」

◆ワックスでなんとかしてみたら…

 あわや大惨事となってしまった果歩さんの前髪。それから、前髪が元の長さに戻るまでの1カ月間、果歩さんの涙ぐましい努力が始まります。

試行錯誤してごまかした前髪 白河果歩さん(仮名・30歳)
試行錯誤してごまかした前髪 白河果歩さん(仮名・30歳)
「まず、朝起きたら前髪を濡らして手で押さえながら根元にドライヤーを当てるんです。そうすることで、短かった前髪が押さえられて少し長く見えるんですよね。押さえたら根元が浮いてこないようにスプレーでガチガチに固めるんです。