さっそく3社の唐揚げを購入して並べることに。ファミマではしょうゆ味と塩味の2種があり、両方食べつつも、比べるのはローソンのLからと同じ「しょうゆ味」にそろえることにしました。

 そして今回比較のために東京都心のコンビニを回ってみたところ、東京都心のセブンイレブン5店では単品唐揚げ「ななから」(81円)の取り扱いがありませんでした。店員さんに聞いてみると、「以前はあったのですが、最近はないですね」という回答が。代わりに並んでいたのは、「からあげ棒」(180円)、「揚げ鶏」(240円)、「ななチキ」(240円)。

 鶏の揚げ物としてのレベルを冷静に判断するためにも、すべて実食した上で、比較対象はからあげ棒にしました。

◆ファミマのビッグな存在感にそそられる

セブンで販売されている揚げ鶏とななチキ
セブンで販売されている揚げ鶏とななチキ
 すでに大きさや見た目の色が大きく異なります。ファミマがダントツに大きくて色が黒っぽく、セブンは一番小さくて竜田揚げのような白い衣をまとい、ローソンはその中間といった雰囲気。

 おいしそうに見えるのはどれでしょうか? 見た目のおいしさは個人の好みによるものが大きいため一概には断定できませんが、がっつり食べたいときにはファミマのビッグな存在感にそそられる人は少なくないでしょう。

【比較対象にした唐揚げ】

セブンイレブン:からあげ棒 180円

ファミリーマート:ファミから(醤油) 1個108円

ローソン:Lから 4個298円

◆いちばん重かったのはどれ?

唐揚げ1個あたりの重量を計ってみると、ファミマは54gでした
唐揚げ1個あたりの重量を計ってみると、ファミマは54gでした
 実際に1個あたりの重量を計測してみました。重量はかぶりついたときの食べ心地や口の中での存在感に大きく影響しますから、とても重要な要素。

 計ったところ、ファミマ→54g、ローソン→29g、セブン→23gという結果に。ファミマが圧勝です。

 セブンは同条件として比べることはできませんが、1個を口に入れたときの幸福感は重量感が大きく左右するということに、改めて気がつきました。