22位:那須ステンドグラス美術館(栃木県)
イギリス・コッツウォルズ地方のマナーハウスをモチーフに建てられた美術館は、一歩足を踏み入れた瞬間から、ここが日本であることを忘れてしまいそうな空間が広がっています。アロマの香りが漂い、パイプオルガンやオルゴールの音色に癒され、まさに非日常の世界。1800年代中心のアンティークステンドグラスが配され、その美しさにうっとりしてしまいます。希少価値の高いステンドグラスも多く、ステンドグラス美術館としては、日本最大級の規模を誇ります。
英国マナーハウスの雰囲気ただようカフェや、充実したギフトショップもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
23位:ミホ・ミュージアム(滋賀県)
ルーブル美術館のガラス・ピラミッドを設計した、世界的に著名な建築家であるI.Mペイ氏が設計した美術館です。レセプションから展示棟までは歩いて5~10分ほどの道のり。途中にトンネルがあり春にはトンネルからしだれ桜の美しい姿を望めます。
トンネルをぬけた後、120mの吊橋をわたれば、いよいよ美術館が見えてきます。開放的なエントランスからは目の前に広がる大自然。館内には仏教美術や世界の古美術などのコレクションを常設展示しています。
24位:東京都現代美術館(東京都)
2019年3月にリニューアルオープンした「東京都現代美術館」。木場公園に隣接しており、現代美術を中心に建築、ファッション、デザインなど、幅広いジャンルにわたってユニークな作品が展示されているほか、若手作家の作品など、約5,400点の作品が収蔵されています。
企画展示室では、絵画から彫刻など、大正時代から現代まで描かれた作品が展示されているほか、実際に作品に触れながら、現代アートの世界観を体験できる機会もあり、大人から子どもまで十分楽しめます。
またコレクション展示室では、1945年以降で制作された国内外の作品を体系的に紹介。絵画をはじめ、彫刻、映像作品といったユニークな作品が展示されているほか、LEDライトを使って1~9まで点滅している作品など、独特な世界を体感できます。
2019年3月にリニューアルオープンした「東京都現代美術館」。木場公園に隣接しており、現代美術を中心に建築、ファッション、デザインなど、幅広いジャンルにわたってユニークな作品が展示されているほか、若手作家の作品など、約5,400点の作品が収蔵されています。
25位:徳川美術館(愛知県)
名古屋城がモチーフとなった新館が印象的な徳川美術館。徳川御三家筆頭である、尾張徳川家に受け継がれてきた数々の大名道具が収蔵されており、国宝や重要文化財も多く所有しています。特に「大名の生活と文化」をテーマとした名品コレクション展示室では、第1展示室から第6展示室まで、主題を分けてわかりやすく展示を行っており興味をそそられます。
定期的に展示内容も変わります。館内でお食事もできますし、体験講座もありますので、時間をかけてゆっくりと滞在することをお勧めします。
26位:東京都美術館(東京都)
1926年(大正15年)に日本で最初の公立博物館として上野恩賜公園内に開館しました。建物は日本のモダニズム建築の巨匠・前川國男氏が設計したもので、見どころのひとつ。原則として奇数月(5月、7月、9月、11月、1月、3月)の第3土曜日には「建築ツアー」を行い、当日先着順でツアーに参加することができます。
美術館では国内外の名品を楽しめる特別展や公募展、自主企画展などさまざまな展覧会を開催するほか、ミュージアムショップや本格フレンチダイニング「RESTAURANT salon(レストラン サロン)」、明るい日差しが差し込むカフェ「cafe Art(カフェ アート)」があります。
27位:島根県立美術館(島根県)
宍道湖岬に立つ、水との調和をテーマにした美術館。国内外の絵画をはじめ、版画、工芸、写真、彫刻などを展示しています。なめらかな曲線が印象的な建築は、大阪万博の「エキスポタワー」や「九州国立博物館」などを手がけた建築家・菊竹清訓(きくたけきよのり)氏によるものです。この曲線美が美しい建築は、湖に寄り添って建つようなやさしいイメージを来訪者に与えます。
無料で開放しているロビーは全面ガラス張りになっており、”日本の夕日百選”にも選定されている宍道湖の夕日を眺める絶好のスポット。また野外彫刻作品の「宍道湖うさぎ」では、宍道湖側から数えて2番目のうさぎに、西を向きながら触ると幸運が訪れるという噂があります。
28位:名古屋市美術館(愛知県)
伏見にある白川公園内に建つ美術館。名古屋出身の建築家である黒川紀章氏の代表作としても知られています。モディリアーニの「おさげ髪の少女」をはじめ、ユトリロ、ローランサン、荻須高徳らの作品を約6,300点収蔵。これら収蔵品を展示する常設展と、年に5~6回の企画展を開催します。
29位:東京都庭園美術館(東京都)
自然豊かな国立自然教育園の隣に佇む「東京都庭園美術館」は、本館と新館からなります。本館はアール・デコ様式の旧朝香宮邸で、国の重要文化財に指定。館内の空間の美しさが人気で、通常は撮影禁止ですが、年に一度開催される「建物公開展」ではアール・デコに纏わる所蔵のコレクションを紹介するとともに、館内の一部で写真撮影が解禁され、多くの人が押し寄せます。
新館は、2014年11月の本館のリニューアルオープンにあわせて新たに開設されたもの。本館とは打って変わって現代的な建物です。館内にはガラス張りの窓から自然光が差し込むカフェがあり、庭園を眺めながらスイーツとドリンクで寛ぐことができます。
30位:京都市京セラ美術館(旧:京都市美術館/京都府)
公立美術館としては東京都美術館に次ぎ日本で2番目、1933年(昭和8年)に岡崎公園内に「京都市美術館」として開館。2000年(平成12年)には別館も開館しています。そして2020年(令和2年)6月には「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープン。京都ならではの伝統と革新を体現するテーマにて企画展示を行なっています。
31位:松本市美術館(長野県)
鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場を4つの柱に、地域に根ざした美術館を目指して2002年に開館した松本市美術館。芸術家の草間彌生さんをはじめ、書家の上條信山さん、洋画家の田村一男さんなど、松本市に縁のある作家の作品が常設展示されているほか、年間を通してさまざまな企画展も開催されています。
水玉やカボチャをモチーフにしたアート作品で有名な、草間彌生さんの作品は大きな見所のひとつ。館内はもちろん、美術館の庭にも草間彌生作のオブジェが飾られており、水玉模様の自動販売機まで設置されています。
芸術関連の書籍を収蔵している美術情報図書室や、ミュージアムショップなどは観覧チケットなしでも利用が可能です。
32位:宮城県美術館(宮城県)
宮城県美術館は宮城や東北にゆかりのある作家の作品を中心に、明治以降の近現代美術を数多くコレクションする美術館です。絵本の原画もコレクションのひとつで、『ぐりとぐら』や『おしゃべりなたまごやき』など、364タイトルの原画を所有しています。広い敷地内には庭園も設けられ、特に「アリスの庭」と名付けられた彫刻庭園が人気です。
33位:大分県立美術館(大分県)
2015年に開館した、「五感のミュージアム」と「出会いのミュージアム」をコンセプトとする美術館です。
設計を手掛けたのは建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した経験を持つ坂茂(ばん・しげる)氏。外観は近代的なデザインで、アトリウムの道路側はなんとガラス水平折戸で開閉可能となっています。ガラスを開放することで街と美術館が一体化するという意味があるそう。
数ヶ月ごとに内容が変わる企画展については観覧料が必要ですが、その他のエリアは入場無料。トレードマークにもなっているたまご型のオブジェを見学したり、ミュージアムショップやカフェなども利用できます。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2020年9月時点)を元に算出しています。
提供:トリップノート
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