結婚後は、義理の両親との距離感に悩むことがあるものです。川辺アキコさん(仮名・33歳)は毎年、誕生日になるとお祝いの催促をしてくる義母との関係性に頭を抱えています。
「普段は適度な距離感を保ってくれますが、誕生日だけ構ってちゃんになるんです。夫に相談しても全く力になってくれず、困っています」
◆義母のサポートもあって実ったアプリ婚

「交際している時からお義母さんは私のことを気に入ってくれていて、『息子のことで悩むことがあったら連絡してね』とLINEを教えてくれました」
婚約直前、アキコさんは一度ユウスケさんと大喧嘩をし、別れすら考えたことがあったそう。その時、間に入ってくれたのは義母でした。
「よくしてもらったので、別れを考えていることくらい話したほうがいいだろうと思って連絡をしたら、自宅近くのカフェまで来てくれて話を聞いてくれました。夫より、私の味方になってくれて嬉しかったです」
そうした義母のサポートもあって2人は仲直りし、めでたく結婚することができたのです。
「お義母さんは私から連絡すると、いつもすぐに返信をくれました。でも、向こうから日常的にLINEを送ってくることはなくて、その距離感が心地よかったです」
◆誕生日に義母がメンヘラ化

しかし、結婚から半年ほど経った秋頃、義母の知らない一面に仰天します。それは、義母の誕生日のこと。
「前日まで覚えていたんですが、当日は仕事が忙しくて忘れてしまっていました。そのまま夕食の準備などを終わらせ、ふとLINEを見たらお義母さんからのLINEが50件以上も溜まっていて……」