2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。

第22回となる本記事では、今年の「さっぽろ雪まつり」で起きてしまった“トラブル”についてつづります(以下、アンヌさんの寄稿)。
◆雪玉を会場スタッフに投げつけた外国人配信者
私が住んでいる札幌では、毎年恒例の「さっぽろ雪まつり」が2月4日から開催され、今週11日に閉幕しました。
私にとって、20年ぶりの雪まつりでした。中学高校時代の同級生と足を運んできましたが、立派な巨大雪像にプロジェクションマッピングがあてられたりと見どころ満載。
良質な雪と、大通公園という立地がうまく融合した素晴らしいイベントですが、会期中、思わぬ事態が起きてしまいました。
昨今、海外からの旅行客が激増している北海道。各所で動画配信と見られる行為をしている人も増えています。
北海道にお金を落としていただけるのは本当にありがたい限りなのですが、思わぬトラブルが増えてしまっているというのも実情。
今回、さっぽろ雪まつりの会場でとんでもないトラブルが起きたという報道がありました。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、少し顛末をお伝えします。
会場で動画の生配信を行っていたある外国人男性。
「次、自動販売機に来た人にこれをぶつける。嘘じゃないよ」というような発言をし、左手に雪玉を持ち、会場スタッフの日本人男性に近づいていきました。
「スイマセン」と声をかけ、その男性が顔を上げた瞬間、突然、スタッフの男性の顔にむけて雪玉を投げつけたのです。配信者は、「Sorry, sorry」と連呼。