年末年始や長期休暇で帰省する際、多くの人が避けて通れないのが「長距離移動」。マイカー派の場合、渋滞に遭遇してしまうと疲労感が一気に襲ってきます。

そんな阿鼻叫喚のなかでも“オリジナルテクニック”を駆使することで、ノンストレスで乗り越えられるようになったという高橋友里さん(仮名・32歳)。その極意をお聞きしました。
◆女子トイレだけ、有名ラーメン店並みの大行列
高橋さんは小学生のお子さん2人を含めた4人家族。年末には毎年、自宅のある東京・八王子市から、夫さんの実家がある福島県福島市まで、車で「順調に進んで片道4時間」の距離を走るそうです。
「渋滞中、車はそう動きません。閉鎖空間に耐えられず、体を動かしたい衝動に駆られる子どもたちはうずうずし、いつの間にかはじまる兄弟喧嘩。さらに渋滞でイライラしている旦那がその騒ぎに痺れを切らし、子どもたち以上の大声をあげてしまう……。いつもこのパターンです。
車内の空気は最悪そのもの。なんとかサービスエリアに着いたとしても、そこでもまた“別の問題”があるんです」
別の問題とは、一体なんでしょうか。

そして2つ目の問題は、私がトイレに並んでいる間に起こること。待ちくたびれた夫や子どもたちは決まって、サービスエリアの屋台に向かうんです。トイレ休憩で車を降りた途端に、絶対に誰かが『ついでに飲み物とお菓子を買おう』『小腹が減ったから屋台で何か食べたい』と言い出します」