◆インフルエンサーとして貫く親の責務に「立派」の声も
離婚発表の後、別れた理由を勝手に推測するコメントもあふれていることから、茉弥さんは「決して仲が悪くなったわけではなく、しゅんくんは今までも、これからも大切なひとです」、「いろんな憶測があるかと思いますが憶測だけで悪く言うのは控えて下さい」と自身のInstagramのストーリーでクギをさしていました。
不仲ではなく、今でも大切な人であり、これからも協力して子育てをしていく。子どもを愛する親としてとても常識のあるメッセージを伝え続けているように思えてなりません。
夫婦間のことは当事者にしかわかりませんが、ネガティブな情報を絶対に表には出していないというのは、10代の頃から人前に出る仕事をしている彼らだからこそだと思わされました。
彼らの子どもたちへの影響も考えて「みんなが幸せになるために離婚を選択した」と伝え続けているしゅんまやは、まだ若いのに親として、とても常識のある行動をしているように思えました。
SNSでは批判も多かったですが、一方では「バッシングされながらも5年も続いたのはよく頑張ったよ」「大学生の年齢で仕事も子育てもしているのだから立派だし、こういう子を社会が応援しないとますます少子化になる」というあたたかい声援もありました。
◆世間が求める“普通の結婚”と“普通の離婚”
今回のしゅんまやの離婚に対するネットやSNSのネガティブな反応を見ていると、世間がいかに10代の結婚に厳しい目を向けているのかが鮮明になりました。
もし30代のタレント夫婦が結婚5年目で子どもがいながら離婚したとしたら「そんなこともあるよね」と、受け入れる人もきっと多いはずです。
そしていかに世間が「10代で結婚は甘い」、「円満離婚なんてない」、「子どもがいるなら離婚は我慢すべき」と、妊娠や出産、結婚、離婚に至るまで適齢期や正解、“普通”を他人に押し付けているかもまざまざと見せつけられています。