そんな中居問題について「女性自身」「週刊女性」も後追い特集を組んでいるが、しかし新たなネタがないのだろう。その内容はしょぼい。

 まずは「自身」。フジでは今後の中居起用は二度とない、周囲の関係者も中居から離れているし仕事仲間も手を差し伸べられず静観、今となってはジャニーズ事務所独立を後悔、など中居をめぐる状況をおさらいし、その上で引退を勧告する。その理由はというと「けじめをつけて引退することが、将来の復帰の可能性を残す」だって。ない、ない!

 そして「週女」も中居の起死回生策について“ありえない”提案を。

「やはりSMAPのメンバーの手を借りることではないでしょうか」
「4人への“哀訴”が最後の手段かもしれませんね」(テレビ局関係者のコメント)

 ない、ない。

もしジャニーズ事務所が解体されていなかったら?

 追記。「週女」ではテレビ局の女子アナ接待について、各局で起こりうるトラブルだとして業界全体で規定を作ることが提案されている。それほどテレビ局の接待問題は深刻という証左だ。

 そして思う。今回の中居スキャンダルが朋友・松本人志にどんな影響をもたらすのか。

 さらに思う。もしジャニー喜多川氏の性加害問題を発端とし、巨大芸能事務所ジャニーズ事務所が解体されていなかったら、「セブン」は中居スキャンダルを報じたのだろうか、と。事件は闇に葬られてしまったか可能性はあるのか、と。メディアの闇は深い。

Snow Man・向井康二とデート報道の相手

 そんな中で明るい(?)ニュースが。Snow Man・向井康二とゴルフYouTuberのなみきのゴルフデートを「女性セブン」が報じている。だがこの記事で一番興味深かったのは、「セブン」の直撃を受けたなみきの反応だ。

 「私なみきじゃないです。たなかです」「YouTubeもやっていない」「ゴルフもやってない」と答えたなみき。やはりトップアイドルとの交際は、見え透いた嘘をついてでも否定しなくてはならないのか――。