31位:亀石(明日香村)
まるで微笑んでいるようにも見える表情が愛くるしい亀石。昔この地で栄えた川原寺の寺領を示した標石説などが言われています。また、現在南西を向いているこの亀が西の当麻町を向いた時、奈良盆地は洪水に襲われ湖に沈んでしまうという伝説もあります。
32位:談山神社(桜井市)
桜井市郊外の多武峰(とうのみね)という山にある神社。飛鳥時代に大化の改新をおし進めた藤原鎌足を祭神としてお祀りしています。藤原鎌足の死後、長男の定恵が十三重塔を建てたことが談山神社の始まりと言われています。
大和七福八宝めぐりの八社寺のうちの一つでもあり、開運出世のご利益があるのだそう。またもみじの名所として知られており、春夏の若葉の頃には青もみじ、秋には真っ赤に染まるもみじが見られます。
33位:馬見丘陵公園(広陵町・河合町)
奈良県の広陵町、河合町にまたがる県営の都市公園。東西約3キロメートル、南北約7キロメートルの低い丘陵地「馬見丘陵」にあることが名前の由来です。
馬見丘陵公園では、四季を通じて様々な植物を鑑賞することができます。特に例年4月に開催される「馬見チューリップフェア」が人気で、色とりどりのチューリップを中心に約50万株の花の鑑賞を楽しむことができます。また園内には、公園を眺めながら美味しいパンケーキやイタリア料理をいただけるカフェもあります。
34位:氷室神社(奈良市)
氷の神様が祀られており、毎年5月1日には全国の製氷業者が参列する献氷祭を実施。献氷祭では魚を封じ込めた氷柱が神前に供えられ、かき氷の無料頒布なども行われます。
また淡い桃色のしだれ桜が鑑賞できることでも有名です。奈良で一番早く咲く桜と言われており、毎年3月下旬頃に見頃を迎えます。しなやかな枝に咲く花の美しさは、一般的なソメイヨシノとはまた違った良さがあります。
35位:室生寺(宇陀市)
奈良時代末に創建された「室生寺(むろうじ)」。同じ真言宗で女人禁制だった高野山金剛峰寺に対して女性の参詣を許可したお寺で、古くから女性の信仰を集めてきたことから「女人高野」とも呼ばれています。
境内には、国宝に指定されている柿葺きの金堂や檜皮葺きの本堂、重要文化財である弥勒堂(みろくどう)など様々な見どころが点在しています。金堂には、本尊釈迦如来立像をはじめ、十一面観音立像など、国宝を含む木造の貞観仏5体が安置されています。その他、屋外に立つ古塔としては国内最小と言われている高さ16mの五重塔も必見です。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2020年8月時点)を元に算出しています。
提供:トリップノート
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