11位:猿沢池(奈良市)

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興福寺の南に位置する周囲360メートルの池で、池のまわりの柳と一緒に水面に五重塔が映る風景が美しい。中秋の名月には春日大社の末社である采女神社の祭礼「采女祭(うねめまつり)」の舞台となります。

12位:吉野山(吉野町)

約200種、計3万本もの桜が植えられ、全国的にもよく知られる桜の名所。山の裾野から開花が始まり、山頂に向けて徐々に開花していくため長期にわたってお花見を楽しめます。シロヤマザクラが中心で、一斉に咲き誇るとまるでピンクの雲がかかったような美しさ。夜にはライトアップも行われ、妖艶な雰囲気をかもし出します。

13位:長谷寺(桜井市)

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真言宗豊山派総本山で、西国三十三所第8番札所。奈良時代、8世紀前半の創建と推測されています。初瀬山の中腹に本堂が建ち自然豊かな境内には、150種類以上、7,000株のボタンのほか、桜やあじさい、紅葉と四季折々の花が楽しめ”花の御寺”と呼ばれています。国宝の本堂には10mを超える黄金の「本尊十一面観音像」が安置されており、木造仏では国内最大級の大きさ。

14位:石舞台古墳(明日香村)

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日本最大級の横穴式石室をもつ古墳。30数個の石の総重量は約2,300トン、天井石は約77トンもあり当時の優れた土木技術が伺えます。元々あった盛り土が無くなり、巨石が剥き出しの姿になっている非常に珍しい古墳で、被葬者はいまだ明確に分かっていませんが、蘇我入鹿の祖父である蘇我馬子とする説が有力です。

15位:橿原神宮(橿原市)

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第一代天皇、神武天皇が即位した場所であり、日本のはじまりの地である橿原神宮は、厳かな雰囲気につつまれ、落ち着いた雰囲気の神宮です。敷地も広く、全体では甲子園球場13個分もあるそう。

明治に入るまで「宮跡」だった橿原神宮ですが、明治10年頃から、建国の偉業を達成された神武天皇を慕う地元の有志達により神宮創建の請願がおこり、明治23年に創建されました。神武天皇の強運と、享年127歳という御長寿から開運延寿の神様として崇敬されており、このことがパワースポットと言われる由縁となっています。

16位:谷瀬の吊り橋(十津川村)

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昭和29年に村人の力で架けられた「谷瀬の吊り橋」は、長さ297.7m、高さ54m。生活用としては日本一長い吊り橋です。一度に20人以上は渡れないと注意書きがあり、歩くとゆらゆら揺れます。夜17時~20時にはライトアップされて、幻想的な風景が広がるそう。

17位:中谷堂(奈良市)

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テレビ番組などで目にしたことがある方も多いのでは?威勢のいい掛け声とともに行われる超高速餅つきは信じられないほどの速さで、週末には人だかりができることも。売れ行きを見ながら行うため、餅つきの時間はバラバラ。どうしても見たい!という方は店頭で、次は何時頃に行うかを聞いてみてくださいね。この超高速餅つきでつくられたお餅は、とっても柔らか!一個から購入できるので奈良散策のお供に購入するのもいいですね。

18位:奈良国立博物館(奈良市)

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明治28年(1895年)に帝国奈良博物館として開館しました。仏教美術を中心に絵画や彫刻などを収集・保存・展示し、多くの貴重な文化財を鑑賞できます。奈良の秋を代表するイベント「正倉院展」では、聖武天皇遺愛の品など貴重な宝物が特別公開され、毎年多くの人が訪れます。地下にあるカフェやミュージアムショップは入館無料で利用できます。

19位:金峯山寺(吉野町)

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役行者が開いたと伝えられる金峯山寺は、修験道の総本山。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつです。本堂の「蔵王堂」は高さ34m、四方36mにもおよび古建築としては日本屈指の大きさを誇ります。「蔵王堂」と「仁王門」は国宝。また御本尊の「金剛蔵王大権現」は重要文化財に指定されています。

20位:大神神社(桜井市)

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桜井市の三輪山(みわやま)の麓に鎮座し、日本最古と言われる神社のひとつです。神社裏山にある標高467.1mの三輪山が御神体。主祭神は大物主大神で、酒造や国造り、医療などの守護神とされています。

拝殿に参拝をしたあとは、摂社の狭井(さい)神社にも寄ってみてください。こちらは病気平癒の神様とされています。拝殿横には「薬井戸」という井戸より、万病に効くといわれる水が湧き出ており、用意されているコップで飲むことができます。