なんで動物を当てはめたの?
前述した通り、、干支とは、方角とか月を表す「記号」だったわけです。
その干支に、なぜ動物をわざわざ当てはめたのでしょうか?
それは、、十二干支と十二獣を結び付けてまだ馴染みがなかった一般庶民に覚えてもらうためだそうです。
※十二干支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)に、
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊(山羊)・猿・鶏・犬・猪(豚)の十二の動物を
当てはめたものを「生肖(せいしょう)」と言います。
確かに、動物を結び付けると覚えやすいですよね!!
このアイデアのおかげで、
年、月、日、方角、時刻を干支で表すことがほとんどなくなった今でも、
干支紀年は廃れていないのかもしれません。
「牛」と「丑」の違い
「牛」と「丑」はそもそも別物であることが分かりました!
干支を覚えやすくするために、「牛」に結び付けられただけだったんですね。
例えば季節の変わり目を表す「土用の丑の日」も「牛」には関係ないということです。
「丑」という漢字は象形文字です。
指をかぎ型に曲げて糸を撚ったり編んだりする象形ともされているそうです。
そして、「からむ」「ひも」という意味があります。
ひもを漢字で書くと「紐」、たしかに「丑」が含まれています。
また芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表しているとも言われています。
2021年も2020年から引き続き新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、
「丑」に表されるように、今は辛抱強く種子の中で力を蓄えて、
いつか芽が出て太陽の光をたくさん浴びて素晴らしい花を咲かせる時を待ちましょう!
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本日のまとめ
・干支は元々年、月、日、方角、時刻などを表すための記号。
・十二獣は干支を覚えやすくするため。
・牛の歩みも千里、今年も着実に一歩ずつ自分のペースで進んでいきましょう。
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