将来的には家族のライフプランを考える
将来的に結婚を考えれば、家族のライフプランも一緒に考えていく必要があります。主に考えなくてはいけないのは、「住宅」「教育」「老後」の3つです。
「住宅を購入するか賃貸とするか」「子どもにどのような教育を受けさせるか」「老後の収支の見通しはどうなるか」などについて具体的なプランと、それに必要な資金計画を立てていきます。
「住宅」「教育」「老後」にはどれくらいお金がかかるの?
例えば、2018年に住宅金融支援機構が行なった「2018年度フラット35利用者調査」によると、一戸建て(土地付き注文住宅)を購入する場合は約4,113万円、マンションを購入する場合は約4,437万円の資金が必要とされています(全国平均)。
また文部科学省や日本政策金融公庫が行なった調査では、子どもにかかる教育費の平均額について、幼稚園から大学まで「すべて公立の場合はひとり約1,045万円」「すべて私立で大学が文系の場合はひとり約2,510万円」「すべて私立で大学が理系の場合はひとり約2,580万円」がかかるとされています(2016~2017年の調査結果)。
これらの金額は平均値であり、どこに住宅を購入するか、どんな学校に通うかによっても異なりますが、いずれも小さい金額ではないので必要に応じて「住宅ローン」「教育ローン」の利用も検討することとなるでしょう。
さらに老後についても、年金見込額を踏まえた資金をイメージしてみましょう。年金見込額は日本年金機構の「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」などから確認することができますよ。“老後2,000万円問題”も話題となりましたが、老後に必要なのはざっくり2,000万円!ということではなく、実際にどれくらいのお金が必要かは、それぞれの人(家庭)が理想の老後計画を立てて算出したいところです。
まずは自分のライフプランを描いてみよう!
理想のライフプランを実現するためには、自分がどんな人生を歩み、たくさんのライフイベントの中で何を選択し、重視したいかを明確にすることが重要です。人生の計画について、まだ実感が湧かない年代かもしれませんが、ここまで紹介した通りライフステージごとにまとまったお金が必要となることは明らかです。長い人生だからこそ、若いうちからしっかりと準備していきたいですね!
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