山下:マスカラやアイブロウはドラコス(ドラッグストアで販売されているコスメ)でもいいと思うけど、大人はベースやファンデーションはケチらずにお金をかけるのがいいと思います。
年齢的に、肌はある程度つやっぽくないと、 シワっぽく、老けて見えちゃいます。パンとしてつやっとしていると若見えにつながります。
目指すのは、表面がテカテカしているというより、内側から光っているようなツヤのある肌です。そういう上品なつや感はやはりデパコスのほうが得意だし、化粧持ちもいい。ファンデーションの色などはコスメカウンターで相談するのが早いと思います。
――なるほど。仕上がりの質感が違うんですね。
◆4)クマ消しには、オレンジ系のコンシーラーを
●使ったコスメ:&be(アンドビー)「ファンシーラー」
山下:次はクマを消していきます。クマは青っぽいので補色になるオレンジ系のコンシーラーがおすすめ。コンシーラーをブラシに取ったら、クマの線の上に3点のせ、指の腹を使ってトントンと軽いタッチでなじませます。
小鼻の周りの赤みはベージュ系のコンシーラーを使います。同じように、ブラシで小鼻の際にのせて、指でなじませます。
Naturaglace(ナチュラグラッセ)や&be(アンドビー)など、最近はオレンジ系とベージュ系がセットになったコンシーラーがいろいろ出ています。どちらも使う色だから、2色セットがお得じゃないかな?
◆5)ほうれい線の溝ではなく、内側にハイライターを
●使ったコスメ:YVES SAINT LAURENT BEAUTY(イヴ・サンローラン・ボーテ)「ラディアント タッチ」
山下:もうひと手間やってもらいたいのがハイライターです。
――ハイライターとは?