山下:ヘルシーな感じがよければトーンアップがいいと思います。今塗ったのはDECORTÉ(コスメデコルテ)のもの。もともと肌が綺麗な人みたいな、つるんとした補整をしてくれる、自然な仕上がりのベースです。

――ほほにつや玉ができた!

山下:日焼け止めの成分も入っているし、自然なつやが出るのでおすすめです。

◆3)ファンデは顔全体に均一に塗らないで

●使ったコスメ:ADDICTION(アディクション)「ザ ファンデーション リフトグロウ」

大日方理子
ファンデをほほとおでこに乗せる
山下:ファンデーションは全体に同じ量を塗ってはいけません。

 直接ファンデをのせるのは、ほほとおでこ。手の甲にファンデーションを出してから、ほほには指2本でしっかりのせ、おでこには指1本で軽くのせます。水で濡らしてギュッと絞ったしずく型のスポンジで、ポンポンと広げていきます。

大日方理子
濡らしたスポンジで広げる
山下:フェイスライン・鼻・目周り・口周りは、直接ファンデーションをのせずに、スポンジについたものを塗るだけでいいです。足りなかったら、指に余ったファンデーションを足すくらい。ほほは赤みも出やすいところなので、2回目のファンデーションをのせます。

 塗る場所と量を意識して塗るだけで仕上がりや化粧持ちが変わります。ヘルシーなつやが出るADDICTION(アディクション)のファンデを使いました。

ベースメーク解説イラスト
――ほほが上がって、顔が立体的に見える! 手で塗るよりスポンジがいいですか?

山下:手やブラシで塗る方法もあるけど、スポンジの方が自然に仕上がります。水で濡らして絞ったスポンジを使うとピタッと肌にフィットする感じ。

 薄づきだからヘルシーに見えますよね。元から肌が綺麗な人みたいな見え方が、30代40代の人にはいいかなと思います。

――DECORTÉやADDICTIONを使ったけれど、プチプラよりデパコス(デパートで販売されているコスメ)がいいですか?