化粧直しのやり方(1)余分な皮脂をティッシュでおさえる
まずは、日中の顔に浮き出ていた余分な皮脂をティッシュで押さえて拭き取りましょう。
このとき油取り紙を使いたくなるかもしれませんが、それはNG。油取り紙では、うるおいのあるハリ肌に必要な皮脂まですべて吸い取ってしまうので、かえって乾燥の原因になってしまいます。やわらかな質感のティッシュで、やさしく顔を抑えるように皮脂をオフしましょう。ゴシゴシ擦ってはダメですよ!
化粧直しのやり方(2)乳液でパウダーファンデのよれを直す
パウダーファンデーションの化粧直しに用意するのは、乳液と綿棒(またはコットン)。手持ちの乳液を、持ち運びできるミニボトルなどに移し変えておくと、外出先の化粧直しに便利ですね。
細かい部分の化粧直しは、【乳液と綿棒】にオマカセ!
目の際などの細かい部分は、乳液を染み込ませた綿棒で優しく拭き取りましょう。下まぶたに移ってしまったアイラインやマスカラは、このやり方でバッチリ落とせます。
ただし、アイゾーンは顔の敏感な部分です。綿棒でゴシゴシ擦ってメイクを落とすのは厳禁。乳液を滑らせるような感覚で、慎重に、丁寧に化粧直ししましょう。
Tゾーンの化粧直しは、【乳液とコットン】にオマカセ!
特に皮脂の浮きやすいTゾーン(オデコから鼻筋にかけて)は、乳液を染み込ませたコットンを使ってヨレを直しましょう。パウダーファンデーションがシワに入り込んだり、色むらになったりしているところに、やさしくコットンをすべらせます。 こちらでも、綿棒と同じようにゴシゴシ擦るのは厳禁です!
化粧直しに乳液を使えば、保湿も叶う!
乳液を化粧直しに使うのは、乾燥対策としても非常に有効です。上質な保湿成分の入った乳液ならば、アイゾーンや口元などの乾燥しやすい場所を化粧直しするだけで、肌にうるおいを取り戻すことができます。
とはいえ、あまり乳液を付けすぎてしまうのは逆効果。乳液には油分が入っているので、化粧直しをした後、またすぐにメイクが落ちてしまう原因になります。 少量の乳液でサッとメイク汚れを落として、そのあと指で優しく乳液をなじませて、浸透させましょう。人差し指だと力が入りすぎるので、薬指や小指で押さえるのがベストですね。
乳液だとベタつく……そんなときは、美容液も便利!
化粧直しに乳液を使いなれていない人は、美容液を試してみましょう。綿棒にほんの少量の美容液を付けて、目元や口元に伸ばします。乳液よりもべたつきは少なく、細かな部分の修正もできるのでおすすめです。
また、乳液よりも美容成分がたくさん入っているのも嬉しいところ。目元・口元専用の美容液が手元にあったら、ぜひ化粧直しに使ってみてください。スキンケアと化粧直しが一度にできますよ!
化粧直しのやり方(3)少量の乳液を肌全体につける
少量の乳液を手のひらに取ったら、薄くのばして、顔全体をハンドプレスします。パッティングの必要はありません。薄いベールを顔にかけるイメージで、数回手のひらで顔を覆って終了です。
このプロセスは、乳液の保湿効果で、後につけるパウダーファンデーションのノリをよくする効果があります。「少量の乳液」でハンドプレスするのがポイントです。顔全体を優しくおおって乳液を浸透させ、疲れた肌を生き返らせましょう。
化粧直しのやり方(4)パウダーファンデをブラシで付け直す
乳液で汚れをオフし、顔全体の保湿が終わったら、パウダーファンデーションを付け直します。
このときオススメしたいのは、スポンジよりもブラシです。ブラシのほうが、パウダーファンデーションをより薄付きに肌へ乗せることができます。 パウダーファンデーションの厚塗りは「老け顔」のモトです。気になる部分にだけ、ササッとブラシをすべらせるだけで、顔のトーンは一段明るくなります。薄付きのできるブラシなら、メイク崩れの心配も少なくなるので、一石二鳥です。