◆「大人ならでは」の習い事の醍醐味もある
子どもたちは、一連の動作をパッケージ化する速度が圧倒的に早い。自分の脳に合った運動なら、ひと目見てすぐに真似ができ、1、2回踊っただけで、パーケージ化されるなんてことも。だから、スラスラと振り付けを覚え、自然に踊れるように見えるわけ。でもね、その代わり、当たり前すぎて、飽きるのも早い。醍醐味なんて、味わえない。
というわけで、「オトナの習い事は、新しい技を、自分の脳がじょじょに小脳パッケージ化してゆくのを楽しむ嗜たしなみ」と心得て、子どもたちとは、違う楽しみ方をすればいいと思う。①結果を急がない、②他人と較べない、③パッケージ化のプロセスを共に楽しめる仲間がいる。これがコツである。
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