などがあります。
・「かぐや姫」にNOと言ってもいいのか問題
とはいえ、叶えられない(わたしにとっての)無理難題も。たとえば、
「一緒のタイミングで寝てほしい」
これについては、ごめんと思いつつ基本的にお断りしています。理由は、わたしは毎朝5時台には起きるので、娘と0時半以降に寝ていたら体がとてももたない(ショートスリーパーではない)から。寝不足でダメージを受けてしまうと、娘のサポートに支障が出てしまうので、これだけは年に数回くらいしかこたえてあげられません。
できないことは、できない理由とともに伝えてやらない。自分の気力体力の残量をこまめに確認し、無理してこたえすぎないようにした結果サポートの質が上がったのか、むしろ関係が良くなりました。
・どこまで楽しんでいいのかわからない問題
「奇跡の9連休」といわれた今年の冬休み。自転車で行けるAEONか、隣駅のピラティススタジオまでが一番の遠出でした。
クリスマスも大晦日も元日も、多くの受験生と同じく、塾で過ごした娘。すでに推薦で合格している娘の友だちが年末年始のイベントや外出を楽しんでいる様子をSNSでみて、なんとも言えない気持ちになっているのを知っているので、わたしもなんとなく遊びを封印。
娯楽といえばAEONでの買い物とカフェで過ごす読書時間。そして、家でほぼ毎日昼寝できたのは普段はなかなかできないことなので、これも娯楽と言えましょう。
…ちなみに、ピラティスは心身の健康を保つために必要なので、娯楽ではなく、必要なメンテナンス時間としています。お風呂に入ったり、歯磨きしたりするのと同じ感覚です。
受験生の親になったことで、自分が、「どこまでなら苦にならずに娯楽を控えられるのか」ということも、改めてわかったような気がします。
インフルエンザやコロナなどをもらってしまうといけないので、人混みも避けている今の過ごし方。思えば、コロナ禍にもある意味似ていますが、あの頃に比べたら格段に自由があるし、もともと出不精なわたしにとってそこまで無理している感覚はありませんでした。