お次はキンプリと滝沢のお話。7月7日の夜、ジャニーズ事務所を退所した平野紫耀と神宮司勇太は滝沢秀明の事務所「TOBE」への合流を発表した。元々キンプリと滝沢の関係はかつては希薄だったという。だが、海外志向の強い平野たちは、Snow Manなどの海外公演を決めていく滝沢に、ジャニー喜多川の姿をだぶらせたのかもしれないというのだ。

 彼らの共通点はジュリー社長への反発。自分のいいなりになるタレントたちだけを可愛がり、物言うタレントたちを遠ざけるジュリーのやり方に反発し、退所するタレントたちはまだまだ出てきそうだ。 元V6の三宅健、ジュニアのグループの『IMPACTors』なども滝沢のところに合流するといわれているようだ。

 だが、文春は触れないが、滝沢はジャニー喜多川のお気に入りで、将来、自分の後継者だと考えていたと報じられている。その滝沢が、ジュニアたちの性加害問題について何かいっているのだろうか? そこだけは黙秘では、滝沢という人間は信用ならない。滝沢は、事務所が本格的に動き出す前に、ジャニー喜多川問題について語らなくては、ジュリー社長と同じではないか。私はそう思う。